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余り物には……福がある?  作者: アッキ@瓶の蓋。
絶対危愚銃器 Amazing Arms
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死神セグウェイ

 本日、レポートをなんとか終わらせる事が出来ましたので、本日より更新を再開します。

「やっと……行ったか」



 と、トトとメグリの2人が居なくなったと思ったら、目の前の拳銃を持っている女性が声を出す。



「良かったよ、あの2人が居なくなってさ。特にトトは、私の身体を弄りまわして相手するのが大変なんだよ」



「お前が……セグウェイか」



 と僕が聞くと、「Yes!」と彼女はそう答えた。



「トト・フロッグは私と言う拳銃に『金剛』などと言う変な名前を付けたが、私はセグウェイ。人間の心など無い、ただのモンスター。そしてここに居る銃全てがセグウェイである。とは言っても、当初のセグウェイとはかなり異質になっている」



「……トトに補てんされたから?」



 ユリーの言葉に銃を持った全員が頭を下げている。



「今のセグウェイは、昔の銃の複合生命体であったセグウェイでは無い。それは一昔前の過去を懐かしむような、手が届かない場所を思い描くような気持ちですよ。けれども……決して悪い物ばかりではないんですけれども。

 なにせ、このような形態になる事が出来るのですから」



 そうセグウェイが言うと、拳銃が飛び上がる。拳銃が、スナイパーライフルが、ライフルが、バズーカが、そしてマシンガンが宙へと飛び上がる。そして沢山の種類の銃器が飛び上がり、それが1つに固まって行く。銃器から手を離した人達は、そのまま倒れてしまっていた。



「分解して沢山になっていたセグウェイが1つへと?

 ――――――――あれ? あれは?」



「ど、どう見ても、銃器では無いですよね?」



 紅葉と月裏さんの2人がそう言っている向こうでは、銃では無い別の何かが飛んで銃の塊へと向かっていた。



「あれは……棺?」



 宙を飛んでいるのは、金色の棺。黒い手がうやうやと少し開けられた蓋から出ている金色の棺は、宙に浮かぶ銃器の塊の中へと突っ込んで入って行った。そしてそのまま、銃の塊は1人の人間の形へとなって行く。



『トト・フロッグによる復活固体による夢の共演。今、ここに新たな生命体が現れ出でる!』



 そんな声が聞こえると共に、銃の塊の中から現れたのは金色の拳銃と銀色の鎌を持った女性だった。左手に金色の拳銃、右手には身の丈と同じくらいの銀色の鎌を持った、長くて黒いローブを着込んでいる小柄な黒人女性。そして肩にバズーカが取り付けられている。そして、その女性の額には『死神』と書かれた白い札が貼られている。



「夢の共演がここに! 死神モトとセグウェイの合体モンスター、その名も死神セグウェイである!」



 と、死神セグウェイは彼女はキラリと決めポーズを決めていた。



『……死神モト?』



「……って、誰ですか?」



 と、死神モトに対して、僕達の印象があまりにも薄いので(と言うか、月裏さんに至っては会ってはいないのだが)、僕達は「……誰、こいつ?」と言うような顔できょとんとしていた。

 それを見て、死神セグウェイは―――――――――と言うか、死神モトは落ち込んでいた。

【死神セグウェイ】

 トト・フロッグが復活させていた死神モトとセグウェイが融合する事によって生まれた。死神モトの身体を、セグウェイが融合する事によって誕生した。



【作者】

 アマラさんの人を惹きつける面白さと、清水京さんの読者を楽しませる面白さを何とかして自分なりに手に入れたいと思いつつ、試行錯誤しています。

 とりあえず、次回作ではすれ違いと、お色気シーンとHシーンを入れて行こうかなと思います。

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