家族会議の姉 2
白金家の感想が届きました。勉強も執筆もがんばるぞい(`・ω・´)
理子姉の部屋に連れ込まれた。美香姉は理子姉が部屋に連れ帰ってあげたらしい。ベッドの上に座っていると、理子姉がゆっくりとこちらへ寄って来た。微笑んでいた。
「将君は、ああいうエッチなゲームを、お姉ちゃんの事を考えながらやってたんだ?」
「ひ、あ、あ、あぁ、あ」
「正直に言って? 男の子がエッチなことに手を出すのは当たり前の事なんだから……」
理子姉の両手が俺の肩に乗っかり、そのまま押し倒されてしまった。理子姉が上から乗って来て、身動きを取ることが出来なくなってしまう。太ももが、やわらかい。
「お、俺はしてません」
「主人公の名前は『将』だったんだよ? 愛理がそんな事すると思う?」
首元に理子姉の顔が近づいてきた。彼女の胸がこちらの胸元に当たった。息がくすぐったい。理子姉は片手で俺の頭を撫でると、もう片方の腕を背中に通した。
「嘘をつく悪い弟には、お姉ちゃんが『お仕置き』してあげないとね?」
理子姉は俺を抱いたまま横になり、その後脚を絡ませ、逃げられないようにしてしまう。理子姉の匂いが心地いい。こうなると、いつもいつも甘えたくなってしまう。
そして、理子姉は自分の服のすそに手をかけて、言った。
「私の事だけ見て……ね?」
理子姉に包まれること三分。彼女は服を上げて胸の下着を出していた。何だかいけないことをしているような気分になり、少し後ろめたさがあったが、それでも理子姉の魅力から逃げることは出来なかった。横になった理子姉は、ベッドに体を沈めている俺の頭を撫でた。理子姉の胸につい目がいってしまう。
「お姉ちゃんのここ、じーっと見てもいいからね?」
「……姉弟でこういうの、何だか」
「で、でも、キスはしてたよね……?」
理子姉は何だか悲しそうな顔をした。その顔を見ると、つい、理子姉のしてほしいようにしてしまう。姉弟という理由はもう、防波堤としての役割をほとんで果たしていない。
「ごめん、理子姉」
「いいんだよ」
理子姉は俺を抱いたまま、頬にキスをしてくれた。そして、耳元でささやく。
「将君がしたいなら、えっちなことも、していいんだよ?」
「ぶぐ」
あまりにも危険すぎた。理子姉の下着の下を想像するだけでも頭がオーバーヒートしてしまった俺は、そのままふしゅうと理子姉の腕の中で燃え尽きる。そして、泥のように寝てしまった。消えていく意識の中、むにっと理子姉の胸が下着越しに感じられた。




