表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
156/375

誘拐される姉 後編 2(終)

 元の世界に戻ったらしく、姉さんたちにリリィさんが必死に謝っていた。

 千秋さんたちは俺たちが帰って来たのを見ると、安心して帰って行った。

「すいません! 私の趣味の為に妹さんを呼んでしまって……」

「大丈夫よ。今度から行くときは将を連れていくわ」

「ええ、お願いします……」

 そう言って、謝罪も済ませると、リリィさんは魔界へ戻っていった。

 あれ、何で俺がああなったかの説明はないの? え?

「……将、とてもカッコよかったわよ」

「百合姉……」

「助けられたのは初めてかもね」

 思えば、そうであった。あの時も百合姉たちに助けてもらった。

 俺が姉さんを助けた時がなかった気がする。そうなると、恩返しが出来たのか。

「将君、今日はみんなで一緒に寝ようね?」

 そうだな。みんなで一つのベッドだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ