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恥ずかしがる姉 3

 話を聞き終わった後の愛理姉は微妙な顔をしていた。

「で、理子姉のポスターがもらえるから私のパンツを?」

「言いにくいがそういうことになる」

 愛理姉はむーっとした顔で考えながら、俺の方を見てきた。

 なんか怖い。でも可愛い。これどっちなんだろう。このもやもや感なんとかしてくれ。

「……私のパンツ持ってっていいよ」

「……いいのか?」

「うん。理子姉のポスター私も見たいし」

 愛理姉が承諾をしてくれた。で、どのパンツを持っていけばいいのだろう。

「愛理姉、パンツは白と水色どっちを持っていけb」

「将君のエッチ! そこまで覚えてるの!?」

 俺の顔面に(´・ω・`)クッションがぶち当たる。不憫だなこいつ。

 俺の顔もそんな感じになっているんだがなぁ。愛理姉、可愛いけどヤケはだめよ。

「……じゃあ、キスしてくれる?」

「へっ?」

「キス」

 愛理姉が俺の背中を腕で包み込み、そのままベッドの方に倒れた。

 俺が愛理姉を押し倒したかのような形になり、愛理姉は少し戸惑う。あぁ可愛い。

「して」

「……わかった」

 愛理姉と俺は互いに抱き合い、そのままベッドで唇を重ねた。

 俺の体全体が愛理姉の柔らかい体に包み込まれていくようで、とても気持ちいい。

 愛理姉もそういう風に思っていたのか、キスの最中に何回か息を荒くしていた。

 このまま自分だけのものにしたい。そんな気持ちが頭をもたげたが、下げる。

「将君、ご飯」

「それじゃあ食べますか」

「私でお腹一杯じゃないの?」

 愛理姉が意地悪そうに微笑む。確かにあなたの胸のおかげで少しお腹一杯になりました。

「パンツは白を持ってっていいよ」

「ありがとな」

「匂いかいじゃだめだからね」

「はいはい」


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