『極光の追撃、毒と守護の空中戦』
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空中を支配する四天王バルドスの猛攻。
しかし、アルスはクライの「天上の翼」を推進力に変え、重力を無視した跳躍を見せます。
「空なら無敵だと思ったか?」
空中で乱舞する青き雷。
そして、絶壁から彼を援護するシールとルールの連携。
一瞬の判断が生死を分ける、高度100メートルのドッグファイトが始まります!
[ 舞台:断崖の上空。アルスがクライの光の翼を蹴り、バルドスが跨る怪鳥に肉薄する ]
(バルドス)
「馬鹿な!? 人間が空を飛ぶだと……!? 落ちろ、羽虫が! ――(『処刑人の円舞』)!!」
[ バルドスが巨大な鎌を高速回転させ、周囲に無数の真空の刃を撒き散らす。逃げ場のない空中で、アルスはサーシャから教わった『凪』を応用した ]
(アルス)
「――(『雷凪・空歩』)!!」
[ 足元に凝縮した天雷を爆発させ、空気を強引に踏みつける。アルスは空中で急加速と急旋回を繰り返し、網の目のように迫る真空刃を紙一重で回避していく ]
(サーシャ)
[ 崖の上から見上げ、拳を握りしめる ]
(「……すごい。天雷の振動で空気を足場にするなんて。私の教えた凪を、空中戦にまで昇華させるなんてね……!」)
(シール)
「感心してる暇はないよ! クライ、アタシの血をあいつまで届ける! ……(『秘儀・紫雷針』)!!」
[ シールが自らの毒血を纏わせたダガーを全力で投擲する。だが、バルドスの怪鳥が放つ暴風に押し戻されそうになる ]
(クライ)
「やらせません! ――(『絶対守護・天上の翼』・指向性展開)!!」
[ クライが魔法を集中させ、シールが投げたダガーの周囲に「風除け」の守護膜を形成。毒の刃は暴風を切り裂き、バルドスの怪鳥の翼に突き刺さった! ]
(バルドス)
「なっ……!? 怪鳥(相棒)の動きが……痺れる!? 貴様ら、何をした!!」
(ルール)
(「観測。怪鳥の神経系にシールの強毒が回りましたわ。……高度維持率、40%まで低下。アルス、今ですわ! 墜落させなさい!」)
(アルス)
「待たせたな、死神の旦那。……こいつは特訓の成果だ、受け取りな!!」
[ アルスが空中で身を翻し、拳に全ての天雷を収束させる。凪の精密さと、天雷の破壊力。二つが融合した一撃が、バルドスの眼前に迫る! ]
第25話、空中戦の第2章でした!
クライの「天上の翼」を守りではなく、ダガーの弾道を守るために使うという頭脳プレー。
そしてアルスの「空中歩行」、まさに筋肉の勝利です。
毒で機動力を奪われたバルドス。
いよいよ決着の第26話へ!
次回、第26話「断崖の終焉、雲海に散る処刑人」。
四天王バルドス戦、完結! アルスの新奥義が、天空の支配者を粉砕します。
PVも雲を突き抜けて上昇中!
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