『断崖の死闘、天空の処刑人バルドス』
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王都を発ち、東の「断崖の回廊」へと差し掛かったアルス一行。
そこは、足を踏み外せば雲海へと消える、切り立った絶壁の道でした。
上空から彼らを見下ろすのは、四天王の一人、怪鳥を駆るバルドス。
「地に這う虫どもに、空の裁きを与えよう」
逃げ場のない断崖絶壁で、絶対的に不利な空中戦が幕を開けます!
[ 舞台:東の断崖の回廊。道幅は狭く、片側は垂直な岩壁、もう片側は底の見えない雲海 ]
(タイサ)
「ぬぅっ……なんという悪路だ。これでは馬の足場もままならんぞ!」
(サーシャ)
「空気が薄いわ……。それに、上空から視線を感じる……来るわよ!」
[ 雲を突き破り、巨大な怪鳥に跨った男が急降下してくる。その手には、不気味に湾曲した巨大な死神の鎌が握られていた ]
(バルドス)
「ククク……よく来たな、勇者一行。我が名はバルドス。この断崖を貴様らの墓標にしてやろう!」
(バルドス)
(「(『大鎌・真空断』)!!」)
[ 振り下ろされた鎌が空気を切り裂き、目に見えぬ「真空の刃」が一行を襲う。岩壁がバターのように削れ、足場が崩れ去る ]
(アルス)
「――(『天雷・凪拳』)!!」
[ アルスが拳を突き出し、天雷の振動波で真空刃を相殺する。だが、敵は遥か上空。地上からの拳では届かない ]
(シール)
「チッ、卑怯な戦い方だね! クライ、アタシをあいつの場所まで飛ばせる?」
(クライ)
「む、無理ですよシールさん! あんな高さ、僕の魔法じゃ届きません……っ!」
(ルール)
(「観測。敵の飛行高度、地上から80メートル。……アルス、今のあなたの跳躍力では、滞空時間はわずか3秒。攻撃を当てる前に、重力に負けますわ」)
(バルドス)
「はっはっは! 地を這う無力さを噛み締めろ! ――(『旋風葬』)!!」
[ 怪鳥の羽ばたきが巨大な竜巻を生み出し、一行を崖下へと突き落とそうとする。絶体絶命の瞬間、アルスの瞳に不敵な光が宿った ]
(アルス)
「……3秒もありゃ十分だ。クライ、新技のテストをさせてもらうぜ!」
(クライ)
「えっ、はい! ――(『絶対守護・天上の翼』)!!」
[ クライが杖を掲げると、アルスの背中に巨大な「光の翼」が展開される。それは本来守護の盾だが、アルスはそれを『踏み台』として利用しようとしていた ]
(アルス)
「サーシャ、あんたから教わった凪の極意……空中でも使わせてもらうぜ!!」
[ アルスが垂直な壁を蹴り、雲海の上へと跳ね上がった。背後の光の翼を「筋肉の爆発」で強引に推進力に変え、青い雷光が天空を裂く! ]
第24話、新四天王バルドス戦・第1章でした!
卑劣な空中からの強襲。しかしアルスは、クライの新技「天上の翼」を足場にするという、とんでもない発想で空へ飛び立ちました!
「筋肉×技術×絆」が合わさった時、勇者は空すらも支配するのか!?
次回、第25話「極光の追撃、毒と守護の空中戦」。
四天王戦・第2章! 上空80メートルでのハイスピードバトルが始まります。
PVも垂直上昇中!
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