『極北の聖地へ! 絶望を切り裂く強行軍』
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四天王レイラを討った代償は、あまりにも大きなものでした。
自らの血を猛毒に変えたシールは、自身の毒に侵され、魔法すら受け付けない死の淵に立たされています。
「あいつを死なせてたまるか」
アルスの決意と共に、一行は極北の聖地を目指します。
タイサの案内で進む、雪と氷の地獄。
一分一秒がシールの命を削る中、彼らの前に立ちはだかるのは……。
[ 舞台:王都から遥か北、吹き荒れる吹雪が視界を奪う「凍てつく山脈」 ]
(タイサ)
「吹雪が強くなってきた! だが止まるな! この山を越えた先に、虹色の雫が眠る聖池がある!」
(クライ)
[ ガタガタと震えながら ]
(「(『微かなる灯火』)!! ……だ、ダメです、寒すぎて魔法の火がすぐに消えてしまう……! アルス殿、シールさんの容体は!?」)
(アルス)
「……身体がどんどん冷たくなってやがる。だが、心臓の筋肉(鼓動)はまだ動いてる。俺が止まらせねえ!!」
[ アルスはタイサの背で、シールを自分のマントごと抱きしめていた。自身の天雷を微弱に放出し、その電気刺激でシールの心臓を強制的に動かし続けているのだ ]
(ルール)
(「無茶ですわ、アルス! そんな精密な魔力操作、少しでも間違えば彼女を焼き切ってしまいますわよ!」)
(アルス)
「だったら、間違えないように筋肉を集中させるだけだ!!」
(サーシャ)
「兄様、前方に魔物の反応! この極寒に適応した『スノー・トロール』の群れよ!」
[ 雪の中から、岩のような巨体を持つ魔物たちが現れ、一行の道を塞ぐ ]
(タイサ)
「チッ、こんな時に! 私が道を切り開く!」
(サーシャ)
「いいえ兄様、ここは私に任せて! あなたはアルスを導くことに集中して。……(『凪・奥義・空破』)!!」
[ サーシャが空を打つ。目に見えぬ爆風が雪煙ごとトロールたちを吹き飛ばし、一時的な『凪』の道を作り出す。その隙を突き、タイサが業火の蹄で雪原を爆走する ]
(アルス)
「(待ってろ、シール。お前にはまだ、盗まなきゃいけないもんがあるはずだろ……。俺の筋肉とか、この先の未来とかな!)」
[ 吹雪の切れ間に、七色に輝くオーロラが見えてきた。聖地の入り口だ。だがそこには、聖域を守る古の守護者が待ち構えていた―― ]
第18話、極北の強行軍編でした!
アルスが自分の雷をAEDのように使ってシールの命を繋ぎ止める……筋肉と根性の極致ですね。
そして、タイサが道を案内し、サーシャが露払いをする。
最強の姉妹のサポートがあるからこそ、この絶望的な距離を突破できています。
次回、第19話『崩壊する絆! 聖地の罠とルールの暴走』
そこには最後の試練が。
シールの命は間に合うのか!?
PVも熱く上昇中!
シールの復活を信じる皆様、ぜひ応援の評価やブクマをお願いします!




