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『猛毒の連鎖、崩れる氷の檻』

読んでいただきありがとうございます!

四天王レイラの圧倒的な「水と氷」の前に、苦戦を強いられていたサーシャ。

しかし、そこに駆けつけたアルス一行が戦況を塗り替えます。


物理攻撃を無効化するレイラの水。

その「無敵の盾」を内側から腐らせる、シールの毒が牙を剥きます。

泥棒シール隊長サーシャ、意外な二人の連携が爆発します!


[ 舞台:氷結した王宮前広場。レイラが巨大な水の渦を展開し、アルスとタイサの接近を拒んでいる ]


(レイラ)

「無駄よ! 私の『水鏡の盾』は、あらゆる衝撃を拡散し、無へと帰す。勇者の雷も、騎士の炎も届きはしない!」


(アルス)

「……チッ、殴っても殴っても手応えがねえ。筋肉が欲求不満だぜ」


(タイサ)

「ぬぅっ、これでは近寄ることすら叶わん! サーシャ、お前の『凪』で隙は作れんか!」


(サーシャ)

「無理よ兄様! 霧が濃すぎて、爆風の起点ポイントが作れないわ……!」


[ 絶望的な状況の中、シールが軽やかな足取りで前へ出る。その手には、怪しく光る複数の薬瓶が握られていた ]


(シール)

「ねえ、お二人さん。ちょっと道を開けてくれる? 脳筋には脳筋の、泥棒には泥棒の戦い方があるんだからさ」


(シール)

(「(『不浄のポイズン・レイン』)!!」)


[ シールが放り投げた瓶が空中で弾け、レイラが操る「水の盾」に紫色の液体が混ざり合う。一瞬にして、清らかな水が濁った毒水へと変貌した ]


(レイラ)

「なっ……!? 私の魔力回路が……水の制御が乱れる!? 貴様、何をした!!」


(シール)

「ただの毒じゃないよ。これは『魔力を捕食する粘菌』さ。あんたが水を操ろうとすればするほど、毒は増殖して、あんた自身の魔力を食い荒らすんだよね」


(ルール)

(「観測! レイラの防御結界に亀裂を確認しましたわ! サーシャ殿、今ですわ! 毒で粘性を失った水なら、あなたの拳で弾けますわ!」)


(サーシャ)

「――助かるわ、泥棒さん! (『凪・一転崩落いってんほうらく』)!!」


[ サーシャの剛拳が空気を爆ぜさせる。毒で不安定になった水の盾は、もはや衝撃を吸収できず、ガラスのように粉々に砕け散った ]


(レイラ)

「……ぐっ、ああああっ!!」


(アルス)

「ナイスだ、シール! ……おい、女王様。盾がなくなった気分はどうだ?」


[ アルスの全身から、怒涛の如き天雷が溢れ出す。盾を失い、毒に魔力を削られたレイラに、青い死神が肉薄する ]


第16話、シールの独壇場でした!

どんなに強力な魔法も「不純物」一つで崩壊する。シールの嫌らしさ(褒め言葉)が存分に発揮されましたね。


そして、初対面のシールとサーシャが見せた、阿吽の呼吸の連携。

「泥棒さん」と呼ぶサーシャと、不敵に笑うシールの関係性もいい感じです。


次回、第17話「氷結の終焉、そして王の帰還」。

四天王レイラ戦、完結! アルスとサーシャ、二人の「最強の拳」がレイラを粉砕します。


PVも右肩上がりで筋肉が震えております!

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