『拳で語る和解、王都への反転攻勢』
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四天王ゼノを倒した余波で、王国騎士団長タイサと激突することになったアルス。
「言葉が通じないなら、力で分からせるまで」
最強の業火を誇るタイサに対し、アルスの天雷が吼えます。
死闘の果てに結ばれる男の絆、そして明かされる王都の危機とは!?
[ 舞台:青い雷と赤い炎が渦巻く荒野の中央。アルスの拳とタイサの槍が、凄まじい火花を散らして競り合っている ]
(タイサ)
「――ぐぅっ! 馬鹿な、私の業火を真っ向から押し返してくるとは……! 貴様、本当に人間なのか!?」
(アルス)
「……あんたこそ、ただの騎士じゃねえな。だが、俺の筋肉を止めるには、まだ熱が足りねえんだよ!!」
[ アルスが全身の筋肉を膨張させ、天雷を極限まで凝縮する。循環する魔力が限界を超え、青い稲妻が白銀の輝きへと変わった ]
(アルス)
「――(天雷・剛力爆砕)!!」
[ 零距離からの雷撃が、タイサの槍を弾き飛ばし、その巨躯を大地へと叩きつけた。爆煙が晴れると、そこには愛馬から降り、地に膝をついたタイサの姿があった ]
(タイサ)
「……はぁ、はぁ。……負けたよ。魔王の化け物だと思ったが、これほど真っ直ぐな拳を打つ奴が、狗であるはずがないな」
(アルス)
「……ふん、やっと話を聞く気になったか、団長」
アルスはタイサに手を差し伸べた。タイサはその手を掴み、力強く立ち上がる。
(タイサ)
「すまない、勇者よ。……実は今、王都が未曾有の危機にあるのだ。四天王の一人、『氷結のレイラ』が王都を包囲し、妹サーシャ率いる護衛部隊が孤立無援で王を守っている」
(ルール)
(「なんですって!? あの冷徹なレイラが王都を……!?」)
(タイサ)
「サーシャの『凪』の拳であっても、四天王相手にいつまで持つか……。私は援軍を求めに走っていたのだが、先ほどの爆音を魔王軍の総攻撃と勘違いしてしまったのだ」
(アルス)
「……そうか。四天王なら、俺たちが行く理由がある」
アルスは魔王城へと続く北の道から、王都のある南へと向き直った。
(シール)
「えっ、アルス!? 魔王城に行くんじゃないの?」
(アルス)
「……仲間の妹が困ってるんだ。それを助けずに魔王を倒しても、美味いメシは食えねえだろ」
(タイサ)
「……勇者よ。かたじけない!」
[ アルス、タイサ、そして一行は反転。王都で独り戦い続けるサーシャを救うため、雷火の如き速度で南へと駆け出した ]
第14話、タイサとの和解、そして急展開の王都編突入です!
「仲間の妹が困っているなら助ける」というアルスの直情的な正義感、これぞ主人公ですね。
王都を包囲する四天王レイラ。
そして、その猛攻を「凪」の拳で凌ぎ続ける妹・サーシャ。
二人の最強姉妹が揃った時、どんな化学反応が起きるのか!?
次回、第15話「白銀の凪、サーシャ降臨」。
ついに、王都護衛部隊隊長の拳が炸裂します!
PVも皆様のおかげで絶好調!筋肉も感謝しております。
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