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"シータ"の日常そのほかいっぱい。  作者: シータ・ジャッジ
2/4

自分語りパート。

俺の名前くらい覚えてるよな?

念のためおさらいしよう。「シータ」だ。覚えとけよ。

名前の由来というのは特になし。ギリシャ文字がカッコいいからつけただけだと思う。

あらすじのやつで「すごい強い」なんて言われたな。

そこらへんを説明しよう。


私は、いわゆる「二つ名持ち」の人間だ。

他作品の話になるが、例えば「赤い霧」みたいな感じだな。

そんな俺の二つ名は「断罪者」。

といっても意味なんてないさ。

俺の力がたまたま断罪っぽいから断罪者って呼ばれるようになったって話。

断罪っぽいっていうのは…例えばだな。

こいつで試してみようか。

「ひいっ…ゆ、許して…この、この会社の権利は譲りますから!どうか!」

このうるさいやつは、俺が今潰してる会社の社長。

なぜ会社をわざわざ潰してるかは後で話すとしよう。

くたばれ。

「があっ!」

"彼の首にはいつのまに縄が巻きついていた。"

あ、この点々、これの名前知らんけどこれがついてる文章はいわゆる情景的なシーンだと考えてね。

俺の語りにカギカッコついてないからね、仕方ないね。

"縄は次第に上へと吊り上げられ、それと同時に男の体も持ち上がる。"

「く、くるじ…だずげ…」

"酸素を求めてもがく彼の体も、次第に生気を失う。"

"やがて、彼は窒息死をした。"

ま、ざっとこんなもん。

これ以上に強い技なんかもあるけど、今回は教えない。

面白くないからね。


んで、なぜそんな力が手に入ったのかっつーと…これが分からない。

たいてい、こういうのってギフトだったりとかするでしょ?

俺のも、もしかしたらギフト的なものなのかもしれない。

けど、この力が手に入ったのだいたい20歳くらいのころなのよね。

だから謎。

ギフト的なものだったら、普通生まれた時から持ってるかなんかお告げが降ってきて手に入りましたーって感じじゃん?

でも、生まれた時はただの人間だったしお告げ的なのまっっったくない!

よくわかんね。

ま、とにかくこの力は俺のもんなんだから有効に使わせてもらってるってわけよ。


そんじゃ、俺がなんで会社潰してるか言おっか。

…ま、仕事で全部片付くわけだが。

その仕事とは何か?

教えてやろうではないか。(悪魔的笑い)

その名は「フリーター」

平たくいうとこの便利屋、なんでも屋ってやつだな。

依頼が入る→やり遂げる→報酬ゲット!

そんな、歩合制的な感じ。

なので収入は不安定気味だし三流だと食っていけない。

だから、俺みたいに企業潰しとかの報酬お高めの依頼もらうフリーターは少なめ。

そんな依頼をもらうフリーターは、人々からの畏怖と尊敬の念から「プロ」なんて呼ばれたりもする。

そんなプロも、もちろん俺だけとかではない。

何百人かはいるよ。

俺並みのもいるし、俺以下も俺以上もいる。

ちなみにプロはだいたい二つ名持ち。どうでもいいけど。


そんな俺だが、現在童貞入籍予定なし。

色欲なんぞ沸くこともないし好きな女性などいない。

ただ娘はいる。

「カーラ」だ。

彼女についての話も詳しくしたいが、今回はここまで。

長すぎると君らが飽きるんでね。

エンドテープ。

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