謎のトランク(後編)
……
トランクの話が一向に進まないことにいらいらしてきた俺小神翔。
鈴月奏「ねぇねぇ〜、翔ちゃん〜。なんかニュースでやってるよ」
小神翔「?、何々?研究所から、Aウィルスが入ってるトランクケースが盗み出されたー?」
小神翔「因みにこの、Aウィルスは感染性が非常に高く、人間の神経に作用して、吐血作用。さらには狂犬病のように人格を変化させてしまう……だと。」
鈴月奏「それってこれのことかな?」
(何故かトランクを開けようとする鈴月奏。)
小神翔「あほか!お前は何をしようとしてるんだよ?」
鈴月奏「えっ?だって、中身がウィルスだったなら警察に届けないとダメじゃない?」
小神翔「はぁ、お前なあ少しは考えろ。何故、俺達が感染しないと考えない?また、テレビの研究所のやつらはどうしてそんなものをつくったんだよ。」
鈴月奏「うーん、ラスボスになりたかったとか?」
小神翔「なんで、そこだけ、小学生並みの感想なんだよ?違うだろ!あってそうだけど違うよ。」
小神翔「やつらは多分この薬をばらまいて世界を混乱させたかったんじゃないだろうか?」
???「近いけど惜しいな」
小神翔「??!」
研究員「我々の目的はAウィルスによる、世界征服。そして、その後、腐った世界で生きる方法を模索するためにつくったのだよ。言わば研究だ。」
小神翔「はい?お前ら頭おかしいんじゃないのか?」
研究員「はっ、頭がおかしくない研究員などいるものか。皆それぞれの意思を遂行するために研究員になるのだ。」
研究員「まあ、早速本題に入ろう。そのトランクを渡してもらおうか。」
鈴月奏「はい!」
小神翔「はい!じゃねーよ!馬鹿か!」
(ゴンっ)
鈴月奏「いった〜い!何すんのよ翔ちゃん!」
小神翔「いった〜いじゃねーよ何渡そうとしてるんだよ?!」
鈴月奏「ええ?だってこのトランクはあの人の物なんでしょ?返すのは当然じゃん!」
小神翔「……お前話聞いてたか?こいつらそのAウィルスとかつかって悪利用するつもりなんだぞ?」
研究員「悪利用とは失礼な。
そもそも貴方方のいう悪とは一体何なんでしょうか?我々から見たら研究所から盗み出されたトランクを持っている貴方方が悪。言わいる窃盗犯だ。」
小神翔「はっ、何が窃盗犯だ、だ。お前らがその後にしようとしてることに比べたら幾分いや、天と地ほどの差くらいましだ。」
研究員「減らず口を。渡してくれないのならこちらも強引に返してもらうしかないようだな。」
小神翔「へっ、やれるもんならやってみろ!俺の本気見せてやる!」
鈴月奏「翔ちゃん!」
2人の戦いが今切って始まった。
ドール先生の次回作に是非期待ください……
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