最後に
ザザーン、ザブーン。
私はたくさんの小説が溢れる海の上を、ただ必死にボートを漕いでいた。
そこにはたくさんの出会いがあり、たくさんの経験があり、たくさんの感動があった。
小説。
それはたくさんの物語。
多くの情熱。
数え切れないほどの宝石の結晶。
『小説家になろう』という海でしか味わえない物語が、そこにはたくさんあった。
ときには挫けることも、つらくてやめたくなることもあった。
しかし、それでも私はまだこの海を渡っている。
小説を書き続けている。
それはなぜか。
それは、小説を書くことが好きだから。
誰かに読んでもらいたいから。
そんな願いを乗せた船が、今日もたくさん大海を渡っていく。
それは誰かにとっての希望。
それは誰かにとっての夢。
それは誰かにとっての生きる意味。
私はこの海で、たくさんの思いに触れ、多くの感動を味わった。
きっとそれは、私のこれからの創作活動や、人生経験の糧となっていくだろう。
このエッセイで、ちっぽけで小心な自分というものをかなりさらけ出してしまった私ですが、もやもやとしていたことを吐き出したことで、なろうをまだ続けていけるような気がします。
そして、このもやもやと思っていたことは、実は他の人たちも同じ気持ちだったということがわかり、すごく安心することができました。
趣味で始めた『小説家になろう』。
できれば、長く続けていきたい。
だけど、きっと様々な事情で、いつかは離れていくのかもしれません。
それでも、小説を書き続けられるうちは、なんらかの形で関わっていけたらいいなと思います。
小説を書いたり読んだりすることが好きな人が集まる場所。
『小説家になろう』
小説家になろうに、たくさんの感謝を。
小説を愛し、日々努力している作家さん。そして、作品を愛読し、応援してくださる読者のかたがた。
なろうを通して出会ったすべての人たちに、この作品を送りたいと思います
このつたないエッセイを最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
2015年12月9日 美汐
感想や評価、ブクマなど入れてくださったかた、本当にありがとうございました! このエッセイを通して、いろいろと私自身勉強させていただきました。最後までおつきあいくださり、ありがとうございました。