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最強剣士の俺が、異世界で精霊たちと好き勝手する  作者: 止流うず
前章《俺とサラ子さんの幸せな日々》
1/13

一日目~


 一日目

 以前から兆候があったが異世界に来たらしい。

 将来の夢とかそういうのがあったけれどもう帰れないらしいので手近にあった毛布を掴んで不貞寝する。

 がっでむ



 二日目

 入れ替わり、というのが俺の転移理由だ。というのも俺が五歳の頃から現在の俺の身体の元の持ち主(アレード=ディザスターくん)との交流は夢という形で行なわれ、俺とアレードくんはお互いがそう遠くないうちに入れ替わるだろうことを理解した。

 そういうわけで十八歳という微妙に青春謳歌な年齢でやってきた異世界。おふぁんたじーな世界観やらなんやらで、俺はこの世界の勇者(っぽい何か。魔王っぽいのもいるんだってへー)のお供候補だったり云々。

 うん。実にどうでもいい。

 アレードくんが用意してくれた保存食を食べて今日も不貞寝することにする。

 あー、めんどくさい。



 三日目

 流石に永遠に不貞寝しているわけにもいかないので周辺を散策することにする。

 この身体の持ち主、アレードくんが用意してくれたのはそこそこ拡張性のある洞窟と一ヶ月分の保存食とこの世界で手に入る書物や武器、防具、金などのいろいろと生活に必要なものだ。

 アレードくんがわざわざ大陸の端のよくわからん地名の山脈の洞窟に居を構え、周辺の凶暴っぽい動物や魔物(うん。いるんだ。これが)まで排除してくれたのにも理由がある。

 これから勇者のお供として生きる(かもしれない)らしい俺を利用しようとする政治勢力とかそういうのに、右も左もわからない状態で放り込まれたらそっこー暗殺者に殺されたり、よくわからん貸し借りで一生拘束されたりとかそういうのがあるらしい、ということで武者修行という名目の元、俺がこっちの世界に慣れるまでの拠点を作ってくれたらしいのだ。

 というわけで不貞寝して少しは余裕が持てたので外の空気を吸ってきます。



 四日目

 防具とかさ、重要だよね。

 三日も放っておけば魔物も一匹も湧いているようなこの世界は地獄に堕ちろ。

 高性能な武具と高性能な身体のおかげでなんとか退治できたけど、正直こういうのはこりごりだ。疲れるし、得るものないし。一応、皮剥いで毛皮とかとったり肉食ったりしたけどね。

 一応、魔物も食えるらしい。徳が下がるとか、アレードくんが残したメモに書いてあったけどもともと下がるような徳もなかったので気にせず喰った。久しぶりの保存食じゃない肉は上手かった。

 そういうわけで洞窟の外に定期的に出て、魔物の排除及び俺のテリトリーを作ることにする。

 現代日本人特有の生き物を殺すことへの罪悪感? いや、自分が死んだらおしまいでしょ? 何を言うんだか。



 五日目

 魔法とか実にチートだと思う。

 血統が良いのか、俺の身体の持ち主が残したメモに従って魔法発動、ちゅどーんって感じでいろいろできました。周辺の魔物はそんな感じで今後は対処していこうと思う。

 さて、久々に不貞寝するか。

 今日の活動はおしまい。



 六日目

 文字とか言葉とかはさ。脳みそに残ってたから問題ないのよね。

 というわけで今日はアレードくんが残した書物を読みながらごろごろするの巻。世界情勢とか、瓦版っつぅのかな。そんなのも少し転がってたしね。

 へー、精霊騎士団とか、天馬騎士団とかそういうのがあるんですか。へぇー。

 あんまり興味がなかったんですぐにいびきかいて寝た。



 七日目

 用意してあった水が不味くなってたんで浄化の魔法で洗浄してから使う。つーか、風呂入りたい。

 さすがにフケとか垢とかが気になってきたんで水を探しに外に出ることにする。水道ぐらい引いとけよ(無理言うな)。

 よく漫画とかにある浄化の魔法で一発洗浄とかはやめとけとメモに書いてあった。なんか人間に使うと体内のいろいろなもんが浄化されて即死するらしい。特に徳が低い人間に多いらしいので気をつけるようにと書いてあった。



 八日目

 うん。なんだろなー。ねずみが洞窟に湧いてたんで浄化の魔法を連射して処理する。保存食の大半を喰われたんで少し泣きそう。徳が下がるけど魔物の肉が今日から俺の主食です。ついでに今日は日曜大工。棚とかそういうのを作ることにする。



 九日目

 おなか、いたい……。

 魔物の肉に当たったっぽいので朝から下痢気味。薬というか胃腸薬や魔法の薬っぽい万能薬を飲んで今日は寝ることにした。



 十日目

 またねずみ湧いたよ。根性(浄化の魔法)で処理して寝る。

 具合悪いよー。誰か看病して……。



 十一日目

 薬が効いたのか元気に動けるようになる。寝てる間に周辺に湧いた魔物を処理したら疲れたので今日も寝る。



 十二日目

 流石に寝込んでるときに魔物に襲撃されたりすると危険なので対策を立てることにする。というわけで今日は大工です。

 洞窟に扉が増設されました。ついでにねずみが入り込んできそうなとこをコンクリもどき(現代知識)で塞いで今日は寝る。



 十三日目

 流石に一人で寝込んでるときに魔物が入ってきたりすると普通に死ねるので小間使いを用意することにする。

 えー、と召喚? 精霊? よくわからんけどおふぁんたじっくな存在がいるとメモ及び書物から知識を得たのでむにゃむにゃ唱えながら召喚しました。

 媒介が高価かつ貴重らしいので火の精霊石(というものらしい。うん、宝石っぽいね。なんか書物にも高価な装飾品になる云々って書いてあったし)一個しかなかったんで失敗できないと少し緊張したけど無事召喚完了。

 あー、あれ?


 なんかちみっこい女の子が召喚されました。

 

 焦った。失敗してどこぞのライトノベルっぽく、平民じゃなくて幼児を誘拐してしまったのかと焦ったが、人間に解り易いようにしてくれただけとのこと。グラマラスな美女とかそういうのにも変化できるらしいです。

 涙目で困惑顔な俺に対してサラマンドラ(仮)さん(140歳ぐらいらしい。俺より年上なんだそうだ)は大人のお姉さんに変化してから優しく説明してくれました。ちなみに幼女の姿だったのは様式美ではなくまだまだ精霊の中では若手の彼女の力量を召喚した側にわかりやすく顕してるんだそうで、というか稚拙な俺の召喚に対応できるのが彼女のような若手精霊だけだったのだそうだ。

 はー、と感心しながらも一応、目的の雇用契約は結べました。

 一応、現代日本人なので、こっちの契約制度はよくわからんかったけど、時給(魔力な、魔力。金はそんなに用意されてなかったんで)とか相談してから、寝込んでるときの護衛とか、食事と洗濯、掃除などの細々としたことを任せることに。

 なんか書面契約にびっくりしてたけど、一応俺っちの形式ってことで納得してもらった。え、いや、召喚して真の名前聞いたら術者が死ぬまで拘束できるんだそうだ。って、それどこのエロゲ?

 常識ある現代人としてそんな人権(精霊権?)に真っ向から喧嘩売る真似はできないんでサラ子さんと今日から呼ぶことにしました。

 魔力は今は手渡しだけどそのうち、蓄積できる魔石かなんかを探そうと思う。

 あるよね。おファンタジックっぽいし。 



 十四日目

 とりあえず当面の目標ができたので今後はそれを目標にしていこうと思う。

 うん。ここって魔物の巣窟らしく。未だ領主とかいないんで勝手に鉱石とか掘っても問題ないっぽい。

 いや、現実逃避ですよ。やることわかんないから手近なもんに手を伸ばしただけですよー。

 と、いうわけでこの身体の持ち主が用意してくれた荷物の中に鉄鉱石っぽいのとかがあったんでサラ子さんに熱加工してピッケル作ってもらおうとしたら、なんか、できないらしい。

 え、無理なの?

 火の属性単体では金属加工はできないので、また別の属性の精霊さんにやってもらうしかないらしいのだと。

 はぁ、と自分の不勉強にため息をついたらサラ子さんに謝罪されてしまった。

 うん。この場合、俺がごめんなさいだよね。

 謝罪して今日は不貞寝。しようとしたら。

 黙々と今まで俺が散らかした部屋を掃除するサラ子さんがいたんで周辺の魔物を退治することにした。

 堕落できねぇ。



 十五日目

 と、いうわけで今日は精霊石探しです。とりあえず天文学的に運がよければなんかこういう山とかそういうとこに落ちてるらしいので歩いて探すことにする。

 魔力を持った幻獣(すごいよね。なんかそういうのがいるらしいよ)とかの体内にもあったりするとか書物には書いてあったので幻獣狩りとかもしてみるかもしんない。

 あ、ちなみにサラ子さんには現界?(なんか、精霊さんの住むとこからこっちに来ることをそういうらしい)分の魔力は前払いして、後は食事の度にちびちび渡してる。やっぱ魔石の探索は急務だわ。なんかアレだ。めんどいんで。

 と、精霊石探しです。書物にもこの山脈にある確率は結構高いとか書いてあったから多分あると思うのよ。


 なかった。



 十六日目

 今日も精霊石探しにでることにする。サラ子さんはお留守番。弁当作ってもらったんで遠出できるね。うん。

 あと朗報。サラ子さんに聞いたら精霊石って対応する場所にできやすいんだそうだ。水の中なら水の精霊石。風の精霊なら風溜まり。地の精霊石なら大地の中。サラ子さんを召喚した精霊石は火竜とかいうドラゴンから手に入れた奴らしい。へぇ、出自もわかるんだなぁ、と感心しつつ。サラ子さんにお礼を言って意気揚々と出ることにした。

 というか、俺はどの精霊石を探せばいいのだろうか。



 十七日目

 今日は洞窟の拡張工事です。

 金属は金属の精霊に任せればいいという結論に(サラ子さんがなんか言いたそうだった。よくわからんけど)達した俺はじゃあ、まず大地の精霊が必要だろう、ということで穴を掘ろうと思ったんだが。どうせ掘るなら意味のあるとこ掘ろうってことで住んでる洞窟の拡張工事を計画することにした。

 二人だと流石に狭かったしね。

 というわけで計画書というか図面を引いたあと、サラ子さんに手伝ってもらいつつ穴を掘ることに。


 あんまり進まなかったけど。やることもないし当分はこの作業をすることにする。 



 ちょっと飛んで二十五日目

 筋力増幅とか掘削用の便利魔法とか使いつつピッケル(あったんだわ。荷物漁ったら。ちなみにサラ子さんに言った手前穴掘りはすることに。いや、引っ込みつかなくなっただけなんだが)使って掘ってたら、サラ子さんの部屋ができた辺りで精霊石が一個出てきました。待望の土の精霊石ですよー、と小躍りして喜んでたらサラ子さんに呆れた表情で岩の精霊石だと突っ込まれました。そうだよね。掘ってたの土じゃなくて岩だもんねー。

 情けない気分になったけど一応、サラ子さんの部屋を魔法で加工処理(住居にするにはまだ不十分だったんで)してからいろいろと机とか棚とかベッドとか作ることに。そうだよなぁ。服とか自前(服を着てるように見せる魔力を扱っているだけで、実は着てないも同然なのだ)で用意させてるけどメイドっぽい服は必要なんだろうか。悩みながらここじゃ手に入らないのでいずれ服の精霊(いるのか?)か街を探したりして調達することにする。俺のも着まわしだしねー。



 二十六日目

 突貫で調度品作ったのでサラ子さんにできた部屋を支給したらエライ勢いで感激されました。(これ、俺はこのとき知らなかったのだが。精霊であるサラ子さんには部屋とかそういう概念はなくって、実は必要なかったらしい。そうだよねー、人間とは違うんだもんなー。で、サラ子さんが嬉しかったのはそういう、俺が自分のために苦労してくれたことだったとか。まぁ、その辺の感情は人間と一緒で凄い安心したようなそんなような)

 とりあえずその日は調度品作ったので疲れたんで寝ることに。



 二十七日目

 今日は部屋作り中に湧いた魔物退治。サラ子さんはお留守番。



 二十八日目

 昨日の獲物の中にグリファン? フリフォン? いや、よくわからんけど鷲っぽい獅子っぽい幻獣がいて、解体作業中に風の精霊石が出てきましたー。いぇい。

 ……金属でてこねー。

 というわけで岩の奴と一緒に召喚儀式をすることに。今度はサラ子さんも手伝ってくれたのでたぶん中位? ぐらいの奴が呼べるのでは、と期待していたらサラ子さんに拗ねた目で見られてしまった。いや、サラ子さんも媒介が凄かったんで実は種族としては上位系の精霊らしいのだが(本人説明)。ごめんね。小間使いばっかさせてるから実感わかんのです。

 拗ねたサラ子さんを褒めまくってから岩の召喚石で召喚再開。


 ガテン系なおっさんが召喚されました。


 いや、うん。別に美少女期待したわけじゃないからがっかりはしない。

 というわけで書類書類。

 多分、歳食ってるから偉い人だろうから。こういうのはきちんとしないとね。

 椅子を勧めて、お茶(用意された荷物の中にちょっとだけあった)を出して、サラ子さんが作ってくれた焼き菓子(甘くない。とりあえず魔物退治ついでに収集した木の実で作ってもらった)出して、さぁ契約しましょー、と紙とペンを出したら。真の名前は教えんぞ、と言われたので、サラ子さんと同じように最初から説明していく。

 あと俺の保有魔力ってそこそこあるらしいので精霊の100や200は軽く雇用できるんだってさ(サラ子さん調べ)。普通の人で10かそこらが限界だからすげーのよね。すげー。

 契約内容と供給できる魔力を提示して、雇用する年数とかそういうのを相談したら契約成立しました。

 今後は岩本さんと呼ぶことに。

 年配(一万四百歳ぐらいだってすげー)の方だったんで家族とかいるんでは、と一応聞いてみたら面白そうだったからいいんだってさ。

 そんなことないですよー、と呆れながら言ったらいずれわかるって豪快に笑いながら言われた。



 二十九日目

 流石に連続で召喚は疲れるんで今日は風の召喚石です。

 岩本さんは風とは相性が悪いとかで契約の仕事(穴掘り、洞窟の拡張工事)してます。

 というわけでサラ子さんに手伝ってもらって契約契約。


 翼の生えた美青年が召喚されました。


 おー、と感激しながらおっさんと同じように契約。やっぱり真の名前は教えないと最初に言われる。いや、別に知りたくもないのだが。やっぱり強要するのだろうか、とサラ子さんに聞くとなんか普通の魔術師は召喚したあとは魔方陣に縛り付けてから数年がかりで強制的に聞き出すんだとか。

 あー、なんで知ってるんだろう、とか疑問に思ったけどサラ子さん辛い顔してたんで聞かないことして美青年と契約することに。

 うーん。というか精霊側にも拒否する自由があるんではないか、とか。あっち側での生活はいいんだろうか、とか思って聞いてみると人間と精霊では時間に対する捉え方が違うのだと青年にサラリと言われて納得してしまった。

 ちなみにこの人は千歳だってさ。

 今後は風男君と呼ぶことにする。

 え、俺が強制してたらどうするんだって聞いたらこの辺一帯を吹き飛ばす勢いで抵抗するとかなんとか。

 心底書面契約にしといてよかったと思いました。



 三十日目

 風男君が洞窟の中に入ってこないんでどういうことか聞いてみたら相性が悪いんだそうだ。と、いうわけで風男君の住処というか住居が必要らしいのでこの洞窟のある山の頂上に岩本さんと風男君を連れて住居を作りに行くことにしました。

 岩本さんには契約外だけれど俺一人だと時間がかかるのでボーナス(魔力)を出すと言ったら豪快に笑われてしまった。いや、変なことしてないよなぁ?

 と、いうわけで風男君が山の頂上なら気持ちよく住める、というので周辺を切り開いて日曜大工をすることに。

 あー、住居ぐらい作ってから雇用しようぜ。俺。



 三十一日目

 岩本さんが家の造り方を知ってたので小屋を手早く作れました。というか、やっぱチートだよな。魔法。手早く作れすぎだと思う。

 というわけでサラ子さんが届けてくれた食事を食べながら宴会をすることに。

 みんなも魔力のあるモンスターの肉なら食べられるそうなので(好みはあるらしいが)、そこそこ楽しくできました。

 以後、風男君は高速移動魔法が使えるそうなので遠くの街で売買をしてきてもらうことにする。



 三十二日目

 風男君の部屋の調度品を岩本さんと作った。ちなみに岩本さんは岩製のを自分で作ったから良いのだそうだ。

 あと風男君には現金を渡して衣服の調達を頼む。ついでに今まで退治して手に入れた魔物の角とか皮とか骨とか、そういうのが売れそうだったらいくらぐらいか調べてもらえるよう頼んでおいた。



 三十三日目

 やっぱりね。技術者とか必要かなぁ、とか思うけど岩本さんいるし。当面は必要ないかねぇ。

 食事の時にそういったので得意な精霊はいないかと聞くと岩本さんの同族で得意な人がいるらしい。岩の精霊石が出てきたらなるべく召喚に応じてくれるように説得してくれるそうだ。よかった。よかった。

 今日は魔物退治をして過ごす。



 三十四日目

 岩本さんが倉庫を作ってくれました。荷物とか戦利品(皮とか骨とか角とか)を其処に収めることに。

 あとサラ子さんが土とか使って陶器を作ってくれました。

 この人もわりかしなんでもできるよね。

 今日は倉庫に木材を溜め込むためにきこりの真似事して寝た。



 三十五日目

 風男君が帰ってくる。というか人里が相当遠いらしい。えっと、この身体の持ち主(アレードくん)って実はすごいの?

 そんなことを思いながら皆に服(サラ子さんはメイド服。風男君には執事服。岩本さん? ツナギとかそういうの。一応執事服も)を支給。なんか微妙に呆れた表情をされた。なんか悔しいんで気づかないふりして強要しておく。んー、そんなに嫌がってる風には見えないんだけど。いや、でも服の支給は大事だよねぇ?

 ここが現代人なんだろうか。

 とりあえず疑問に思いながらも特に不評が出なかったんでスルーしておくことに。

 後日、岩本さんから単純に服とかくれる契約者は俺ぐらいのものだって聞いて納得する。



 三十六日目

 風男君に調べてもらったリストを使って金目の物になりそうなものを調べることに。

 うーん。とりあえず気が利く風男君がイラストを書いておいてくれたのでここの物品はそこそこ金になることがわかる(いや、ここの平均収入わからないんだけどね)。

 とりあえず風男君には、角とか売ってくるついでに農作物の種とか苗とかそういうのを買ってきてもらって。さらに、そのついででいいから魔力を溜める魔石(あるらしいだわ。岩本さんが言うには)を買って来れるように頼む。

 働かせてばっかりで悪いのでボーナスとして根性入れて魔力をあげた。

 

 俺ですか。一応、今後のために泉を探してダイビング。水の精霊石を探してました。



 三十七日目

 結構簡単に精霊石を発見する。

 遠出した湖に大蛸がいたので退治。解体したときに精霊石を二個ぐらい(二個が癒着してたから一個なのか?)発見する。

 んで面倒だったし、その場で契約(荷物の中に紙とペンはあったので書類契約もばっちし)。


 双子のお嬢ちゃんが召喚されました。


 おー、と感心しながら見てると、おにゃのこに警戒されてしまったので、真の名前とかいらんですよー、と言いつつ。相談しながら書類契約。

 一人一人と契約したのだが二人とも時給がちょっとサラ子さんより高めだった。やっぱ幼女じゃなかったから年齢(位階)は高いのだろうかと聞いてみたらお二人とも六百歳ぐらいだった。

 蛸の肉片(全部は無理だった)を三人でえっちらおっちら持って帰ったら双子を見たサラ子さんに睨まれた。

 なんでさ。

 あ、双子ちゃんは姉が水奈さん、妹が水江さんと呼ぶことに。



 三十八日目

 一応双子ちゃんは少女スタイルから大人スタイルになってもらうことに。ついでに余分に買ってあったメイド服も渡しておく。

 部屋も岩本さんが作っておいてくれた部屋を支給してから、調度品を作成することに。うーん。これも余分に用意しておくべきなんだろうか。とか疑問に思いつつ。作製作製。

 手馴れたもんで四セット作ってからあまった奴を倉庫に入れておくことにする。



 三十九日目

 地下水のある場所を双子ちゃんに探ってもらって今日の岩本さんは洞窟内の井戸掘りです。

 俺? 俺は岩本さんが見つけてくれた精霊石を使って契約を行なおうと思う。

 サラ子さんが一緒にやりたいというので手伝ってもらってから岩本さんに教えてもらった個人(個精霊?)用の呪文をむにゃむにゃ唱えて召喚。


 頑固な爺さんが召喚されました。


 おおー、と貫禄のあるおじいちゃんに感心しながらお茶とお菓子とか取り出すとじぃーっと見られる。

 おおお? とか思いながら契約の内容を一生懸命話してるとなんか、変なものを見る目で見られたあとに手を差し出されたので握手をすることに。

 あれれー、とか思ってるとおじいちゃんは奥に行ってしまった。

 あるぇ? 契約してないよね?

 首傾げながらおじいちゃん探してると岩本さんに怒られてるサラ子さんを見つけた。

 おじいちゃんはいつのまにか双子ちゃんに拡張してない場所を案内してもらってたらしく、後日改めておじいちゃんのところに行ったら立派な工房が出来ててびっくりした。

 え、なんで後日かって?

 そりゃ俺も岩本さんにサラ子さんと一緒に怒られてたからですよ。

 サラ子さん信用するのはいいんだけど契約の魔方陣ぐらい自分でも理解できるようにしろってさ。


 あ、おじいちゃんは百万歳ぐらいで岩本さんのお父さんらしいねー。今後は岩爺さんと呼ぶことに。

 つーかさ。現界してるだけでばりばり喰われてやがんの。俺の魔力。

 普通の精霊二十人分ぐらいなんで問題なさそうだからいいけどね。うん。

 そうそう。書類は工房訪ねるついでに岩本さんときちんと作ったんでちゃんと契約しましたよ。



 四十日目

 風男君が帰ってきました。

 苗と種を貰ったんで双子ちゃんに渡して育ててもらうことに。いや、そろそろちゃんとした野菜食べんと真面目に死ぬしなー(今まではビタミンとかは木の実とかで代用)。

 風男君が言うには随分金は溜まったらしいんだけど嵩張るんで魔石とか宝石に換金してきたらしい。

 おおー、宝石だーとか思って倉庫に入れといたんだけどいつのまにか岩爺さんが加工しちゃったらしくて後日倉庫を訪ねたら岩爺さんが作ったいろんな工芸品の中に立派な指輪とかがあってびっくりした。

 あ、魔石はお給金代わりに魔力を大量注入してサラ子さんとか岩本さんに渡しました。

 わーい、やっとまともなお給料あげられるなーとか喜んでたら皆にかわいそうな子を見る目で見られてへこんだ。



 四十一日目

 金属の精霊は、いないらしい……。

 今日は不貞寝します。



 四十二日目

 風男君は指示しなくても働いています。

 岩本さんも指示しなくても働いてます。

 岩爺さんには指示をしたことがありません。

 双子ちゃんは仲良く外で作物を作ってくれてます。

 サラ子さんは……サラ子さんは俺が散らかした部屋を片付けてくれてました。


 真面目に働こう。



 四十三日目

 と、いうわけで今日はピッケル持って岩爺さんと洞窟外の鉱脈堀です。

 そういえば鉄鉱石以外、奴(身体の持ち主)が残した金属はなかったのに指輪とか金で出来てたのでなんでかなぁ、とか思ってたら岩本さんとか岩爺さんは掘った岩の中に混ざってる金属をきちんと精錬しててくれたらしいです。金貨溶かしてたわけじゃなかったんだね、というか岩爺さんがサラ子さんと炉を作ってたんで洞窟内の空気とかどうなってんだろ、とか思ってたらそういう換気の仕組みとかも岩本さん考えて作っててくれたそうで。いや、凄いなぁ。とか思う。


 鉄鉱石めっけ。



 四十四日目

 昨日、岩爺さんと洞窟に帰る途中でグリ…グリなんとかを倒したので風の精霊石ゲット。

 今日は岩本さんが手に入れた岩の精霊石とセットで召喚です。というかポンポン見つけてくるなぁこの人も。

 そんな感じで見てたらさっさとしろって言われたので召喚召喚。

 あ、サラ子さんはなんか遠くからジト目でこっち見てます。なんでだろ?

 そんなこと考えてたら岩本さんに急かされたので、まずは風男君に手伝ってもらって凄腕の風精霊を召喚。


 真面目そうなお姉さんを召喚できました。


 おおー、とか思って、お茶とお菓子を用意しつつ、椅子を勧めると困惑顔で見られこっちが困惑する。岩本さんに急かされてるんで早くしないとなー、とか思いながら風男君に事情を説明してもらいつつ(ここで兄さん私を売ったんですか云々の話があったけどまぁそこは流してくれぃ、というか家族だったんかあんたら)椅子についてもらって雇用内容を説明してるとなんだこの人間馬鹿か、って顔で見られたんでムキになって給料二倍(月給魔石二個なんで四個)にしてやると呆れた顔で雇用契約に了承してくれた。ふふん、ざまぁみろ。


 で、岩本さんに急かされたんで彼が掘った精霊石を使いつつむにゃむにゃと以前と同じ呪文を唱える。というか、何か違うんだろうかこれ。

 そんな感じで疑問に思ったのだがきちんと召喚できました。


 幼女が召喚されました。


 召喚された幼女はててててって走ると俺の後ろにいた岩本さんに向けて走ってった。でれぇって岩本さんの顔が緩んだ後。なんか、表現したくないやりとりがあったり。

 うん。なにこれ。

 一応書類契約したけどさ。父親が後ろに立ってると書類契約ってしにくいよね。

 あ、給料は魔石二個です。風子(かぜこ)さんは契約が上手かったため高給取りです(俺の値切りスキルが低かったんかねぇ。いや、契約できただけでも良しとしとこう)。え、岩爺さん? 魔石八個ですけど何か?

 ちなみに現界に必要な魔石は月一個にも満たないっぽい。岩爺さんも月四個使えば楽に現界できるらしいし(本人言わないから岩本さん曰く)。

 一応、俺も暇があったら魔石に魔力注入してるけど倉庫にも在庫があんまりないんで風男君頼み。風子さんが加入したんで売買が楽になるね。

 あ、幼女さ。俺より年上だったわ。

 ちなみに幼女の名前は岩…岩美ちゃんで。



 四十五日目

 魔石があるとわざわざ俺が食事の度に魔力を提供しなくてもいいので遠出ができます。

 と、いうわけで遠出です。サラ子さんがついてくるって聞かないので今日はサラ子さんもいます。

 周辺の魔物をさっくりと処理しつつ、角とか体内魔力の結晶とか回収した後、てこてこと迷いつつ歩いていくと、でっかい木を見つけました。昔コマーシャルでやってた奴ぐらいの巨木。

 うん。で、周辺探索したけどなんにもなかったんで今日は帰ろうかと思ったサラ子さん見たら。どしたのサラ子さんってぐらいに動揺したんで近寄ると何かを後ろに隠したので、適当に気を引いてやる。簡単に引っかかったんで後ろ見たら木の精霊石があった。

 あー、この人はなんで隠すんだろーとか思ったけど。木と火って相性悪いんでしょうか。よく燃えるのに。

 一応持ち帰って双子ちゃんあたりに召喚手伝ってもらおうと思ったらサラ子さんがメラメラ手に炎もやしとった。

 びっくりして止めるとここで召喚しちゃいましょう、とのこと。

 なんか気が乗らなかったけどサラ子さんはさっさとしましょうと岩本さんばりに薦めてくるのでむにゃむにゃと召喚。


 ぼへーっとした好青年が召喚できました。


 うーむ、この兄ちゃんは何ができるんだろうかといろいろ聞いてみると(やっぱり開口一番に真の名は明かせんとかなんとか)、作物を育てたり、育てたり、育てたりが得意なんだそうだ。逆に加工は駄目なんだと。

 まぁ、せっかく召喚したんだし、ということで書類契約。

 幹夫君が召喚された瞬間にちょっとほっとした表情をしたサラ子さんは何が目的だったんだろうか。

 悩みつつ今日は帰って寝ました。

 あ、幹夫君は洞窟内での居住には特に嫌悪とかなかったそうです。



 四十六日目

 岩本さんが精霊石を持ってくる。このおっさんはとか思いつつ召喚。

 ガテン系のおばちゃ(ry



 四十七日目

 岩本さんが精霊石を持ってくる。このおっさ(ry 

 ガテン系の好青年が……



 四十八日目

 岩(ry



 六十八日目

 一家が…。岩本一家が俺の洞窟内に……。



 六十九日目

 賑やかでいいんだけどなぁ、とか納得できないような納得できるような思いつつ。まぁ、家族がいるのはいいよねぇ、ともう会えない人たちを想い出して涙。

 とりあえず岩吉さん(長男)と相談しつつ洞窟の外に壁を作る計画を立てる。さすがに魔物が良く湧くのでちっちゃい子もいるからいろいろと守備を固めないと、ということ。ついでに幹夫君と双子ちゃんが機嫌悪くならないように話を通しておく。

 幹夫君も、まぁ、あれです。ちょっと機嫌悪くなったけど(表情は変わらなかったけど雰囲気がねぇ)ちゃんと説得しました。まぁ結構アレで彼も好き勝手(洞窟内とか洞窟のある山の斜面とかに植物植えまくってるんで)してるんで気にしてるんだかして無いんだか。

 双子ちゃんは水を汚したりしなけりゃいいそうです。うむうむ。説得楽で助かるわ。

 あ、大家族ができて魔石はどうすんだとか思うけど、魔石は岩爺さんが生えてる鉱脈? 鉱床? を見つけたんで安定供給できるようになりました。

 壁作ってる最中で良いんでついでに世に言う魔力溜まり(魔石漬けると魔力満タンの魔石になるんだそうで)を探そうと思います。



 七十五日目

 壁が完成しました。というか、万里壁並? 昔やったストラテジーゲーム思い出すわ。こりゃ。

 見張り台とか無意味に作ってあって凝ってるなぁと思いつつ。周辺の木を切ったりしております。ああ、幹夫君? 大丈夫。狂ったように山の斜面に木を植えてますからー。とか思いつつ。街道整備計画とか岩谷さん(次男)と立ててます。住民いないけどなー。



 七十八日目

 風子さんが魔力溜まりを見つけて来てくれたので岩国さん(三男)、サラ子さんと一緒に向かうことに。あ、彼今日から魔力溜まり周辺に道とか見張り台とか作ってくれるそうです。いや、魔物湧いたりしたら面倒だから頼んだんだけどね。

 サラ子さんも特に何も問題なく炊事とか洗濯とかしてくれてます。というか今は秘書? よくわからんけど計算とか文書作成とかできるんでやってくれてます。

 んで魔力溜まり。へぇー、これなの? なんか池っぽい。あとサラ子さんとか岩国さんとか近づいてないけど。精霊は近づくといけないらしい。酔うの? お腹一杯? はぁー。 そういや最近魔石作りすぎてガス欠っぽいから俺は助かるわ。

 と、いうわけで岩爺さんが用意してくれた金属(ミスリルだってさ。なんか書物には偉大っぽいって書いてあった。あと俺の剣とかミスリル)製のポンプを設置して汲み上げたりそういうことやってから魔力を分ける場所を作って、と。これで精霊の皆さんも酔わない程度にはできたでしょう。

 で、持ってきた魔石をどばどばと投入。

 いぇーい。資金(給金用)源ができましたー。


 

 七十九日目

 なんか、岩本さんの件が精霊界?(そんなとこがあるらしいよ)で有名になったらしい。

 というわけで見計らったように風子さんが大量の精霊石を持ってくる。あ、岩本さんの一家抱えてから、というか岩爺さん抱えてから工芸品で稼いでます。あと魔物の製品でそこそこ。そんな金で買って来たのだそうだ。

 うーん、とか思いながらも風子さんとサラ子さんに手伝ってもらって召喚召喚。

 あ、面接と書類審査は風男君がやってくれてます。うーん? なんか。皆自由意志で行動し始めたねぇ。いや、悪いわけじゃないんだが。そのうち大変なことになりそうな予感が……。


 あ、ちなみに気づいたんだけど契約の後、名前聞きだしてないから俺と本当の意味で契約してる精霊さんってサラ子さんも含めていないんだそうだ。だから魔力のパスとかつながってないし、給金支払ってる限り召喚数無限なんだよねー。

 なんか街とかできそうだ。



 八十日目

 人口一人。精霊口三百三人

 ちょっと、辛い。人間が、俺しかいない。

 いや、いいんだよ。皆良い人だしね。



 八十一日目

 対抗してか双子ちゃんと幹夫君に精霊石を押し付けられる。

 サラ子さんとかに手伝ってもらって召喚。


 精霊人口五百人突破。壁の中に街が出来はじめる。

 あ、あと今更に疑問なんだが。どうしてサラ子さんとの召喚だと男しか出てこないんだろうか。いや、今更なんだけどね。



 八十二日目

 風男君が最近元気がない俺を気遣ってくれたのか旅行に連れてってくれるそうです。

 いや、追い出しフラグかなぁとか一瞬疑ったけど俺いないんなら皆現界してる意味ないよねーってことに気づいたんで好意に従うことにする。

 そしたらサラ子さんがついてきたそうにじとーっとこっち見てたけど気づかないふりして風男君に肩に捕まって出かけることに。



 八十四日目

 ごめん。一日気絶してた。風男君早いわ。Gとか考えてくれんわ。

 平謝りする風男君を許して初めて来た町並みを見てみる。

 うん。道幅狭いし、町中くっさいし、やっぱ中世やね。

 でもいろいろとあって面白いナァ、と十日ぐらいしたら迎えにきてくれと風男君に告げて適当に歩き回ることにする。うん、金とか宿は風子さんがこっちに建てた店(流石に作らんと品物がさばけなくなったそうだ)があるんでそこにいくといいらしい。というかそこで帰りたいって言えば送ってくれるそうな。

 わーい、とアホの子のようにはしゃぎ回ってたら街の人にかわいそうな人を見る目で見られた。

 ちょっと泣いた。


 

 八十五日目

 うん。わざとじゃないんだ。許して欲しい。

 風子さんが風呂に入ってるのに気づかなくて裸を見てしまった。

 怒られたあと、もうしないようにと言われて開放してもらう。

 あ、そのあとムラムラしたんで金にあかせて初めて色町に行きました。

 ちょっと、気持ちよかったです。



 八十六日目

 今日は書物を買った。あと珍しい食べ物。

 部屋でごろごろしてたら疲れてると思ったのか風子さんがマッサージしてくれた。

 シャツ脱いだら昨日の色町のことがバレて、なぜか怒られた。



 八十七日目

 ここって他の国との戦争に勝ったんだって。朝刊読んでたらそんなことが書いてあってびっくりした。戦争してたんだなぁ。

 というか、首都にいるのにそういう戦時中っぽい雰囲気が蔓延してない以上。勝って当然の政治をしてるんだよなぁ。

 そういや魔王ってどうなったんだろうか。

 そんなことを思いつつ今日は風子さんの後ろでお客さんの相手をしました。



 九十四日目

 ど、奴隷を買ってしまった。

 いや、なんか女の子(十から十九歳ぐらい)と少年(八歳から十六ぐらい)で三十人ばっかり。

 いや、なんか皆哀れっぽい顔で見てくるんだもん。一人買ったらあとはなし崩しでした。

 そりゃ俺の隣にいたおっさんとか爺さんとかマダムに買われたら死ぬとか思うよなぁ、俺だって思うわ。

 とりあえず金は唸るほどあるので当分は奴隷市に行って買ってこようと思います。

 偽善? いや、俺にとってちょっといいこと思いついたので。



 九十九日目

 奴隷市はまだまだ続くっぽいけど俺はもうおしまい。うちって支出は魔石で雇える精霊さんだけだし、街で売ってる商品も岩本さんのところで作った奴だから元手はただっちゅうか、現金使いきってもいいのだけどこれ以上人間はいらんわ。

 というか、賢そうな子とか美人っぽい子とかばっか落札してると隣のマダムが睨んできたり、尻ばかり見てくる変な兄ちゃんが話しかけてくるから俺の胃がいっぱいいっぱい。もうおしまいです。

 風子さんの一家にベルトコンベアのように落札した子供たちを街に送ってもらってから俺はこっちで学者探しです。

 なるべく善良そうでいろいろとしがらみのない人がいいよねーって感じでうろうろしてたら誰かに馴れ馴れしく話しかけられました。

 え、勇者?

 なにそれ、厨二病?


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