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ヒトナキ
狼と兎
思い浮かべればきっと
兎はすぐに
ふかーいふかーい森の奥
一匹の狼が住んでいました
狼は仲間とはぐれて
長い間この森にある洞穴に住んでいます
鹿を一匹食べてお腹いっぱい
そんな時狼は子兎に会いました
子兎はとても弱っていました
このまま死なせて腐らせるのはもったいない
狼は思いました
狼の家の周りはとっても草が実ってます
動物たちは狼がこわくて近づけません
子兎に家の周りに生えていた草を適当に与えてみました
子兎は草をとても美味しそうに食べました
夜はとても冷えました
子兎は震えています
狼はそっと布団をかけてあげました
このお話は次に連載する予定の小説のあらすじです




