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異世界に住む少女のスローライフ生活!!!!  作者: 葉月いつか
青の女騎士スフィア
17/43

17話

一日遅れました!すいません!!

今日はダークエルフのフリシアさん・・・いや、フリシアとお出掛けをしている。

フリシアが敬語を辞めてもっとフレンドリーに接してほしいと言うからそうしている。


今は皆とウィリックの町を案内中だ。


『ここが私達のオススメのお店、パクぱくよ』

『デザートが凄く美味しいんだー。ね、お姉ちゃん!』

『ええ、得に美味しいのがパンケーキね』


エリナとアイン達がフリシアにオススメすると、物凄く興味津々だった。


『き、気になる・・・食べてみたい!』

『良し、じゃあ行こうか』


皆で「パクぱく」のお店に入った。

女性の店員に一番広いテーブルに案内されて席につき、

皆でメニュー表を観て何を食べるか考えた。


『今日はどうしようかしら・・・?良し、チーズケーキにする!』

『あっ、私もチーズケーキにするー!』

『私はショコラケーキに決めたわ』

『私もエリナと同じのにするか』


四人は決まったがフリアが何を食べるか悩んでいた。


『むむ・・・どれも美味しそうで迷います・・・』

『フリシア、ゆっくり考えて良いよ』

『時間は沢山あるからね』

『うんうん!』


そういうと、フリシアが決心をして言った。


『決めました!全部食べますっ!』

『『『『全部っ!!!!』』』』


つい驚いてしまった。

注文を頼んでデザートが届くとフリアの前には、

パンケーキ、チーズケーキ、シフォン、ショコラ、ミルフィーユ、パフェが並んでいた。


『いただきまーす!』


凄い勢いでデザートを食べていて、笑顔で感想を言っていた。


『どれも美味しいね!ここのお店気に入った!!』

『あ、ああ。それなら良かった』

『気に入って貰えて、私達も嬉しいよー』


私達が一つのケーキを食べ終わる頃にはパンケーキしか残っていなかった。

凄い・・・と、いうよりもそんなに食べてそのスタイルを保っているなんて驚きだ。

今は黒いロングコートを着ているから分かりずらいが、

胸も大きいし腰もくびれがあってもの凄く綺麗な女性だ。


皆がデザートを食べ終わり、最後はコーヒーを頼んで寛いだ。


『フリシアは凄いわね、あんなに食べるのに太らないなんて』

『ふふー、食べる事が美の秘訣よ。アイン』

『なるほど、勉強になりますね』


『いや、真似をしたら絶対に太るぞ?』と、アインにツッコミをした。


その後も皆で楽しい時間を過ごした。

楽しい時間はあっという間に過ぎて外は薄暗くなっていた。

だから本日のメインイベントの場所に行った。


それは・・・。


『やっぱり最後は露天風呂だ!』

『『『待ってましたー!!!』』』


フリシア以外にテンションが上がっていたから一人だけ首を傾げていた。


『ろてんぶろ・・・?』

『まあ、入ってみたら分かるさ。さて、皆で入るぞ』

『え、ええ・・・』


私はフリシアの背中を押しながら建物の中に入り、

脱衣所に行って服を脱いだ。


皆が服を脱ぎ終わると、フリシアに視線を向けていた。


『フリシアって凄いスタイルが良いなー』

『本当ね、このスタイルは反則よね』

『男性が観たら一撃で倒せるわね』

『ああ・・・だな』


さっきまであんなに沢山のデザートを食べたなんて信じれない程にスタイルが良かったのだ。


胸は顔が埋まるほど大きくて腰にくびれもある。

さらに綺麗な褐色肌だ。

女性でもちょっとだけドキドキしてしまいそうになる。


アイン達の視線浴びているフリアは恥ずかしくて両手で隠していた。


『さ、さすがの同姓でもそんなに見つめられると・・・』

『あっそうよね、ごめんなさい』

『余りにも綺麗だったから見惚れちゃってー』


そんなやり取りが終わり、扉を開けて温泉に浸かった。


『結構熱いね・・・滝とは違うね』


フリシアが熱そうにしていたのと、気になるから言葉が出てきたから聞いてみた。


『大丈夫?それに滝とは違うねって言うのは?』

『あー私、普段は滝が流れている湖で身体を洗っているから温泉いう水が熱くて・・・』


隣で聞いていたエリナが驚いていた。


『普段は滝に入っているの!?寒そう!!』


やはり、人間とダークエルフの生活習慣は全く違うもんだな。

少しだけダークエルフの生活も面白そうだなと聴いていた。


それにしても、フリシアが楽しそうにしている姿を見ると安心するな。

この町に連れてきて正解だったようだ。


私はフリシアに『気に入ったらこの町に住んだらどう?』

と訪ねたら断られてしまった。残念・・・。


まぁ、決して遠い所に住んでいる訳ではないからいつでも遊びに行けるか。


今日はフリシアの為に皆で町を案内して遊び尽くした。

お互いとても良い思い出になった。

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