第4話これがスライム!?
「あー疲れた...」
最近魔法の習得とはいえ本ばかり読んでいて目が疲れる。しかも読んでみてもあまりわからない。簡単な初級魔法は完璧に習得できたのはいいけど、中級魔法がこれまた難しい。
「少ししか使えないけど試してみるか」
この街ではレベルが低い冒険者の街だ。なので街の外は弱いモンスターが多いらしい。そんなモンスターに覚えたての魔法でも使ってみよう。
「その前にあのショタ神、どこに行ったんだ?あいつ時々居なくなるよな...まぁいいか」
とにかく行くか。
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街の外
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私は今街の外に居ます。そして目の前にスライムが居ます...はいあのスライムです。あのドラ○エなどでもザコの可愛らしいスライム...なのですが...
「ナニコレッキモチワル!!」
実際のスライムってなんでこんなにうねうねして気持ち悪いだよ...もっと可愛らしいのしろよ...
「とにかく魔法つかってみるか」
魔法は大体詠唱が必要なのだが俺は何故か詠唱無しで魔法名を称えるだけで魔法が使えるらしい。あのショタ神の加護か何かなのか?まぁとにかく火の魔法でも使ってみるか!
『エルドクロット!!』
そう言うと俺の手から火の玉が出てきてスライムに直撃した。
グショ
あー...うん...魔法は素晴らしいのだが...スライムの飛び散った残骸が体に着いたよ...あれ?なんか残骸が着いた所溶けて無いか?
「ぎゃあぁぁぁぁ!!」
服が溶ける!これはヤバイ!
「ちょっと!何してるのさ!君は本当にバカだね!」
「あ!今までどこに行ってたんだよフリークス!とにかく助けてくれ!」
「まったく君はしょうがないね...はいスライムの残骸は取ったよ」
「あ、ありがとうございます」
「君はもっと魔法の威力上げてからじゃないと危険だよ...君は魔法の詠唱が要らない代わりに魔法の威力が少し下がるから気をつけてね」
詠唱要らなくても威力下がるとか...
メンドクサッ...
「今日はもう帰って魔法の勉強するか...」
「その方がいいね、僕も教えてあげるから」
はぁ...またあの大量の本を読まないといけないのか。魔法って結構面倒だな...
魔法名はスウェーデン語ですね
はい
雪かき辛いです...