表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
珠算部  作者: シロツメクサ
6/7

タイミング、良すぎない!?

「しっかし、このバイキング、肉も魚も、皆美味いな!」


颯は上機嫌だ。


「珠姫も肉食えよー、って、あ、太っちゃうねー?いや、もうすでに太ってるか。」


…ぴきっ。


「あぁん?誰が太ってるってぇ?」


私は細くは無いけど、そこまで太ってない、はずだ。


「えぇ?俺の目の前にいる人だけど?」


颯、こいつ今、調子乗ってるよな。


「おい、お前。私にそんなこと言うってことは、覚悟はできてるんだろうな?…あとで部屋に来い。」


軽く、脅してみる。


颯は知らん顔してる。


まあ、いいけど。冗談だ。


そして、食事も終わり、軽く練習して、解散。


「部長、お風呂出ましたよー、次どうぞー♪」


「おお、ありがと。ちゃんと髪乾かすんだぞ?」


「はーい。わかってますよぉ。」


さて、今日は新幹線に乗って疲れたし、ゆっくりしよう…。


風呂場で服を脱いだその瞬間…。


「颯先輩!?なんで来たんですか!?」


!?!?!?


「いや、来いって言われたから…。」


あれは冗談だ、この野郎ー!!


か、鍵、ちゃんとかけたし、そもそも鈴蘭がきっぱり追い返してくれるからいいけど!?大丈夫だけど!?タイミング良すぎない!?


そんなこともあり、なんか、あんまりゆっくり出来なかった…。


まだまだ夜は長いのにな…。


           珠算部部長 珠姫晴海

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ