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珠算部  作者: シロツメクサ
5/7

お食事風景、のようなもの。

「うわっ…美味しい…♡」


すごく豪華なバイキング。女子軍はお上品に食しているが…、


「海、それよこせよ!」


「はあ?お前、自分で持ってこいよ。」


…ギャンギャンうるさい。


「先輩、やっぱあの二人、ガキなんですよね。」


「そうだな…。私達は、他人のふりしてようか。」


こっちはこっちで楽しまなきゃな!


「おーい、晴ちゃん、烏龍茶持ってきてー!」


な!?このヘタレ、私をパシらすのか!?


すると、鈴蘭が


「先輩、一緒に行きましょ?烏龍茶ですよね。」


といって、私の袖をひっぱった。


なんだ?やけに素直に…、と思ったら、耳元で


「先輩、アップルジュースにしましょう?」


といって微笑んでいる。


…鈴蘭、お前本当に…


「頭いいな!!」


「ありがとうございますぅ♡」


しかし、上級者なら…


「アップルジュース入れるふりして、烏龍茶いれるのだよ。」


「ええー?なんでですか?」


「アップルジュースと信じこませて烏龍茶でしたー!wっていうほうが、リアクション、面白いんだぞ。」


「なるほど、さすが先輩。」


というわけで即実行。


結果 なかなか飲まなかった。


「パシらせたくせに!飲めよゴルァ!」


「どうせ変なもん入れたんだろ!?飲むかっ!馬鹿っ!」


まあ、そこで無理やり飲ませるのが、私と鈴蘭だがな。


いやーあのリアクション、笑えた笑えた。慌てふためくヘタレ副部長の写真を、今度掲示板にでも、掲示しておこう。


さて、前夜祭はこれからだ!今日は、リラックスタイムといこうか!


          珠算部部長 珠姫晴海

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