表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

片思い

作者: 弥生

翔太、あたしは翔太が好きなんだよ。

なのに・・・なんでからかってくるの?

『春華、おまえ亮のこと好きなんだろ。』とか、

『文哉がお前のこと好きだって』とか。

あたしは友達はみんな好きなんだよ。

けど翔太は特別なんだ。

そういわれるたび、

あたしは胸の奥がチクチク痛かった・・・



あたしは2年生、翔太は3年生。

あたしは勇気が欠けてる。

翔太に告白する勇気がない。

翔太はとても大きくて、勉強もできて・・・

憧れの人だったけど、いつから変わってしまったんだろう。



この気持ちに気づいたのは1年の冬。

部活をしている翔太、

勉強をしてる翔太、

話してるときの翔太・・・

全てがキラキラしてるように見えた。

それからだ。



『もう、翔太がいなくなってしまう。』

そう思うと悲しかった・・・。

あたしは決めた!

『翔太に文化祭の日告白する』

断られてもいい。

気持ちを伝えなかったら、あたしの中でモヤモヤが

どんどん増えていってしまうから・・・






文化祭の日『春華、一緒に見てまわろうよ。』

っていう友達の誘いも、

「用事があるから。」って断った。

翔太を呼びに行こうと決めていたから・・・

「翔太一緒に見てまわろうよ。」

言えた。あたしにも勇気はあったんだ。初めて知った。

翔太はOKしてくれた。

うれしかった。翔太は結構もてる。

他の女子からお誘いもあったはずなのに。


あたしは誰もいない教室に行った、もちろん翔太と一緒に。

「あたしは翔太が好き」

言ったとき、翔太は微笑んでた。やさしい微笑だった。

言ってしまうと緊張が解けて、あたしは泣きだしそうだった。

翔太はあたしを自分の方へ寄せてつぶやいた――





『俺もだよ』











+*☆あとがき☆*+

弥生です。

短編初挑戦ですが、どうでしたか?

感想お願いします!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] と〜〜〜ってもいいです!! またきますね!!暇なときがありましたら、私のも見てみてくださいね♪
[一言] なんか、この小説読んでたら、こんな恋がしたくなりました
2006/11/16 01:34 みかん次郎
[一言] なんてキラキラした恋愛小説なのでしょう。心の中で主人公を応援しながら読ませていただきました。最後のセリフが目に入った瞬間、画面に星が散りましたよ。なんていう甘い言葉をさりげなく言っているので…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ