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【プロットタイプ】若見え

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/07/25

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

褒め言葉ではあるんだろうけど、自慢すべき事ではないね。年相応ではないからさ。

ある意味の若作りだし。

この世の中には『若見え』なんて言葉があるが、あれを果たして言葉の意味のまま、褒め言葉の様に、受け取ってしまって良いのではないかと思う事はままぁある。

相手からしたら恐らく、多分、褒め言葉であるのだろうが、其れをそのまま受け取って良いはずがないのである。


同居人の鏡花は年齢を聞かれる事がある。恐らく多分、コミュニケーションの一環として、聞かれているのだろう。

――今幾つ? 何歳なの?

其れは俺の両親に改めて顔合わせした時にも聞かれていた事であった。

失礼な事だと思って鏡花には詫びたが、恐らく悪気はない。幼稚園生や小学生相手に『今幾つになったの? あらあら大きくなったね』程度のニュアンスを含んでいた。

尚それは、鏡花自身も痛い程に痛感していることであるらしい。

「営業さんに久方ぶりに会ったら、年齢を間違えられて。何歳だ? 六歳か。年下に見られた。まだ大学卒業から数年しか経ってないって、言われたね」

言葉の割に嬉しそうではなかった。何処か考える様に爪を見て、憂いを帯びた瞳で視線を逸らした。喜んで居ないことは明白であった。

「喜べば良いだろう。褒め言葉だ」

「まぁ、演技としての加点ならね。私は意図的に行動を幼く見せるようにしてるから。

オーバーなリアクションも、テンションの高い声も、アップテンポな会話も、どっちかて言うと、若い子向けの反応じゃない?

だから意図的に大人びさせて居ないんだよ。誰かの庇護に置いてもらう為にさ」

普段の振る舞いから忘れそうになるが、本来は割と鋭利な性格をしている。なんと言うか、甘さがない。非常に計算高く、相手の行動を予測して最適解を取っている。

そうして誰かの懐に入っている空気感がある。

「うーん。まぁ間違いなく褒め言葉ではあるんだろうけども、そのまま受け取るべきじゃないよね。ある意味で年相応ではないし、頼れるかと言われたらそうではないし。

でもこのキャラ性って、自分がミスった時に良いんだよね」

そんなあまりにも計算高い言葉を残して、欠伸をした。

『自分、実年齢よりも若く見られるから』

ってあれ、別に褒め言葉ではない。

と言うか、外見を指して言われていると思ってはない。

言動が『年相応じゃない』、言い方悪くすると『幼稚』って意味でもある。


落ち着きがない。とか、自分の年齢と向き合ってない。とか、そういう意味をやっぱり内包するから。

大人びてる、落ち着いてる人にそんな事は思わないよねって。


まぁだから、やっぱり年齢に対して触れるものではないなと思ったり。


大学卒業するとさ、年齢を聞かれる事があるんだよ。

特に配属先とか、親戚に会った時に。

『今幾つになったの?』って。


これ、なんて言うか、小学生に対して『今何歳になったの? 大きくなったねぇ〜』の延長なんですよ。

だから相手に悪気は無いんだと思う。


ただその時に年齢を答えて、『若いねぇ〜』『あーまだ〇〇歳だと思った』って反応見る度に、

多分年相応には思われてないんだろうな。って。

別に『外見が若い』とは言われないしね。

『雰囲気が若い』と言われるというか。

其れはある意味で、落ち着きがない、ノリと勢いで行動する、軽はずみ。という言動からそういう評価なんだろうな。と。


半分は意図的なんですよ。

大人びてる。仕事できる。と思われると、手がかからないと思われて、ミスした時とか、ぎこちない空気になるから。

『この年齢でそんなことも知らないの?』

みたいな空気になるから。

『まぁ出来なくて当然か』みたいな空気の方が助けて貰える。


だからあえて、そういう振る舞いをする事はやっぱり多い。

やはり年齢について振れるものではない。

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