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11-21 第二十一帖 (三一二)
第二十一帖 (三一二)
旧九月八日からの祝詞は初めに、ひとふたみ唱え、終りに百千卍宣れよ。お神山作る時は、何方からでも拝める様にしておけよ。一方から拝むだけの宮は我れよしの宮ぞ。何もかも変へて仕舞ふと申してあろうが。神徳貰へば何事も判りて来るのざぞ。要らんもの灰にするのざぞ。息乱れん様にせよ。七月七日、アメのひつくのかみ。
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あめつちの数歌
ひと、ふた、み、よ、いつ、むゆ、なな、や、ここノ、たり。
ひと、ふた、み、よ、いつ、むゆ、なな、や、ここノ、たり。
ひと、ふた、み、よ、いつ、むゆ、なな、や、ここノ、たり、もも、ち、よろづ。
ひふみ祝詞(○印拍手)
○○○ひふみ○よいむなや○こともちろらね○しきる○ゆゐつわぬ
○そをたはくめか○うおえ○にさりへて○のますあせゑほれけ。