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狭間が生む闇

 武器は物語を生み、それらは腐敗することなく鮮度を保ったまま時間と世界を無視し、移動を繰り返す。武器ならではの新たな切り口、断面、流れる液体は深紅でもあれば、異形の血の様に青黒い時も。

 液体

 液体

 体液

 体液

 紙とペンがあれば文字を書く。

 インクは、液体で体液。

『魔導書』

 誰が書いたか分からない。

 ただ――

 武器とは違う物語を――

 開いたページ。どうして少女がこちらを見ている。

 狭い空間を好み、閉塞こそが快感と言った表情を浮かべながら。



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