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09 優勝商品


 そんなこんなで準決勝にあがったのは、


 リリシアさん、


 クリス、


 アイネ、


 私モノカ、


 以上の四人です。



「申し訳ありませんでした、モノカさん」


 どうしたんですか、アリシエラさん。



「皆さんの力を見誤って全力勝負出来ないまま試合をする事になったのは、闘技場の設計者である私の不手際ですっ」


 そんなことはないですよ、みんな試合を楽しんでいますから。



「第二回トーナメントの際はより一層の安全対策を施しますので、すみませんが今回はこのままで勘弁してくださいっ」


 いえいえ、準決勝も頑張りますので楽しみにしていてください。



「皆さんの真の実力を引き出せるように私も精進しますっ」


 ところで今回のトーナメントって、優勝商品とかって何かあるのでしょうか。



「確か、ネルコさんに特別な衣装をオーダーメイド出来る権利、でしたよっ」


 ほう、特別な衣装とな。



「クリスさんなんかとっても張り切っていましたよっ。 ぜひモノカさんに着せてみたい衣装があるとか」


 なぬっ、それはマズいっ。


 オーダーメイドということは、ふりふりふわふわドレスとか、モザイク必須の透け透け下着とか、つまりは何でもアリということっ。


 そんなもん着せられた日には、世間様に顔向け出来ない恥ずかし乙女になっちゃうこと間違いナシッ。


 何としても優勝せねばっ。



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