第2話 目覚めた先に
ここは?
確か僕はあの人達から切られたはずなんだけど…
痛みは…ないみたい……
周りを見渡すと、さっきよりもいっぱいあのふにふにした物体がいる。
さっきの人たちは、スライムって呼んでたね。
「ねぇ君。君見ない顔だね?生まれたばっかり? 」
僕の隣にあったふにふにから声が聞こえんだ。
驚いた僕は声が出なかった。
「まだ話せないのかな?そっか、俺はラー。よろしくね。」
そう名乗るとふにふにの体からニュルンと何かが伸びてきた。
僕はとっさのことで動けなかった。
「?まいっか。では改めて…ようこそ魔王のダンジョンへ。君の誕生をお祝いするよ。」
ラーと言っていたスライムがそう声を上げると、周りのふにふに達が一斉にぽよんぽよんと飛び跳ね始めた。
数はたぶん100?200?いやもっといると思う…
でもこれって…
僕…
スライムになっちゃったの!!!!!!!!!!!
そして僕は、よくある転生の、よくある物語の、よくある主人公になってしまったみたいです…
まじで?
ここまでお読みいただきありがとうございます。
まだここは冒頭部分です。もうテンプレ臭がすごすぎる。
まあ、作者的に面白いんでいいんですけどね(;^ω^)
良くも悪くも王道のストーリーってことでお許しください。
誤字・脱字等ございましたらご報告いただけると幸いです。
感想・評価・ブクマいただけると作者は頑張れます。
では、次回をお楽しみください。
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