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第17話 迷った先にあるものは…

僕はラー君にお話して、少し一人で行動してみようと思った。

まだ心の整理がついていない感じがするから。


ラー君たちも少しお休みするって言ってた。

だから、僕は一人で第二階層を回ってみた。


第二階層を徘徊してみると、第一階層とは全然違っていた。

いたるところで戦闘音が聞こえる。

先輩たちが必死になって戦っていた。

また一匹、また一匹倒されていく。

僕たちは倒されるためにここにいるんだから。

当たり前すぎるけど、僕は嫌だ…

だって、ラー君たちが倒されて消えていくのなんて見たくないよ…


だから僕は決めたんだ。

つよくなろう。

今はまだ負けちゃうけど。

いつか必ず、誰が来たって勝てるように強くなろう。


よし、ラー君たちとまた戦おう。


どのくらい徘徊していただろうか、前方に苦戦している集団を発見したんだ。

ホブゴブリンさんたちの集団だけど、盾持ちのホブゴブリンさんが今にも倒されそうだった。


僕は何故か動き出していた。

僕の出せる全力で。

魔法の効果範囲に入った瞬間、僕はホブゴブリンさんたちを回復していった。

さらにマイナーリジェネで持続回復を施した。


一瞬にして形勢逆転したようで、一気にホブゴブリンさんたちが押し返した。

最後の冒険者を倒したら、ホブゴブリンさんたちからお礼を言われたんだ。

「ありがとう。倒されずにすんだよ」って。

僕はうれしかった。

そして僕は魔物の仲間であることを自覚した。


だって助けたのは冒険者じゃなくて、魔物たちだったから。

だから僕は誓ったんだ。

もう迷わないって。

もう止まらないって。

全部の魔物を守れないけど、僕の手の届く範囲の魔物は守るって。


だからもう一度宣言するよ…


僕は強くなる!!

ここまでお読みいただきありがとうございます。


いろいろ考えて、答えを出したムー君。

これからも苦難が待ち構えてるかもしれませんが、乗り越えられると作者は信じています。

あ、他人事的に書いてますが、なぜか作者のキャラたちは勝手に動き始めるので、作者もどうなるかわからないんです( ;∀;)

誰かブレーキをください…


誤字・脱字等ございましたらご報告いただけると幸いです。


感想・評価・ブクマいただけると作者は頑張れます。


では、次回をお楽しみください。


※ほかにもちょい読みシリーズ他作品掲載中です。頑張って毎日掲載しています。

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