第13話 みんなの進化について。
よく見るとみんなが小さく見える。
僕は大きくなったらしい。
ラー君はガーディアンスライムに進化した。なんか盾っぽいのがついていた。どうやら体の一部分らしいです。スライム体の不思議…。
スキルは技能:鉄壁 レベル1と身代わり レベル1を覚えたって。さすがはガーディアンって感じだね。
スーちゃんはファイアスライムに進化した。見た目が何だかメラメラしていた。どうして蒸発しないのかな?
スキルは魔法:ファイアボール レベル1とファイアミスト レベル1をおぼえたそうだ。火玉と火の霧?的な何かかな?
イーさんは…カモフラージュニードルスライムに進化した。見た目はハリネズミみたいだけど…ちょっとかわいい。
スキルは技能:ニードルラッシュ レベル1と迷彩 レベル1を覚えたんだって。ニードルラッシュは自分の針をいっぱい飛ばせるって言ってた。迷彩は周りの風景に溶け込めるってことだから、奇襲に使えるって喜んでポヨンポヨンしてた。
それぞれいろいろスキルが変わったらしく、当分は慣れるまで時間がかかりそうだった。
待機所でみんなで体を確認していると、カツカツと音が聞こえてきた。
「あら、皆さん。進化したのですね?特にヒールラージスライムに進化した子は、この前生まれたばっかりよね?」
秘書風のお姉さんが話しかけてきた。見た目は秘書風だけど、なんか露出度が高い気がする…。
「それじゃあ、皆さんは第一階層から第二階層へ配置転換です。向こうに見えるポータルをくぐって第二階層へ行ってくださいね?」
そうれだけ言い残すとお姉さんはどっかへ行ってしまった。
僕たちは顔を見合わせて、指示されたポータルへ向かった。
それは新たなる処刑場の入り口だった…
できれば行きたくないな…
ここまでお読みいただきありがとうございます。
処刑場への片道切符債発行ですね…
それにしてもみんないきなり強くなりましたよ~。
特にラー君が地味に騎士っぽくかっこよくなりました。
作者は絵が画伯なので、挿絵が書けません( ;∀;)
とりあえず、ぷよぷよしたスライムが水色に輝く盾を構えてると想像してください。
あと、イーさん…ハリネズミ超かわいいですよね?
誤字・脱字等ございましたらご報告いただけると幸いです。
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では、次回をお楽しみください。
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