第12話 僕たちは進化するらしい
ラー君たちと洞窟を巡回し始めてだいぶたったころ、僕たち4匹はなぞの体調不良(?)に襲われていた。
ステータス的には問題ないはずなんだけど、いつもより力が入らない感じだった。
みんなに聞いても同じ感じで、とりあえず戦いにならなかったんだ。
仕方がないから4匹でその辺の草を吸収したり、清掃活動したり、たまに転がっている鉱石とか吸収したりしていたんだ。
そんなことが結構続いたとき、体の違和感がさらに強くなってきた。
みんなを見ると声を出すのも苦労する感じで、ぶるぶると震えていた。
「みんな、だいじょう…ぶ…か…?」
イーさんが、無理をして声をかけてくれた。自分だってつらいはずなのに…
僕たちはもうこれで終わりなのかなって本気で感じていたんだ…
どうしてスライムに転生しちゃったんだろう…
その時みんなの体が光に包まれていった。
その光はしばらく続いて、気が付いたらみんなが…
姿変わってる?!
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基礎情報
名前:ムー
種族:ヒールラージスライム
年齢:0
称号:転生者
ステータス
HP :100/100
MP :120/120
SP : 10/ 10
体力 :150
力 : 50
知力 : 70
魔力 :100
素早さ: 20
魅力 : 30
幸運 : 50
スキル
技能 :吸収 レベル8/10…体内に取り込んだものを吸収できる。吸収効率レベル×5%。
毒耐性 レベル1/10…毒に対する耐性。レベル×1%。
分体作成 レベル1/10…自分の分体を作成する。レベル×1体。SP:5。ただし、分体は自分の10分の1のステータス。スキルはそのまま。
魔法 :マイナーヒール レベル5/10…HPを回復する。レベル×0.5%。MP:1。
ヒール レベル1/10…HPを回復する。レベル×5%。MP:10。
マイナーリジェネ レベル1/10…HPを徐々に回復する。レベル×0・1%/1秒。レベル×30秒継続。MP:3。
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僕たちはどうやら種族進化を果たしたみたいだった。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ムー君頑張った。
負けても倒されてもそれでも立ち上がって頑張った。
種族進化によって一気に強くなったラー君の今後の活躍にこうご期待。
誤字・脱字等ございましたらご報告いただけると幸いです。
感想・評価・ブクマいただけると作者は頑張れます。
では、次回をお楽しみください。
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