表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほのぼのダンジョン製作記  作者: haru
プロローグ
8/12

狩りと飯テロ

「おっ。」


 目の前に兎のモンスターがいる。

 たしか兎肉っておいしいんだっけ。

 某ブロックゲームでも食べてたしな。

 まあ、リアルで食べたことないけど。


「ヤモウトラビットか。まあ、運動としては物足りないが、おいしいからいいか。」


 へえ、そんなに強くないのか。

 まあ一回鑑定してみるか。


 種族:ヤモウトラビット

 LV:30

 ランク:B+


 あれ、なんか強くないか?

 うん、きっとこいつは特殊個体なんだ。


「ぎゅぅー。」


「次に行くぞ。」


「え?」


 気が抜けて腑抜けた声が出たんだけど。

 そういえばこいつのランクってSSS++なんだっけ。

 こうして、俺はほぼ何もせずにモンスター(主にランクD+~A+)の(しかばね)が集まっていった。


「お主も手伝え。こんな雑魚ばかり相手しててもつまらんが、お主が強くならんともっと強いモンスターがいる所に行けないだろ。」


「悪いけど、もう充分食料も集まったから。」


 最初はモンスターを運んでたんだけど、臭いし、重いし、邪魔だし、臭いしで結局DPとスキル(主に武器or便利系統)を交換できたからディメンションストレージっていう収納スキルと交換した。

 このスキルは大量のアイテム(?)をどこかの空間にしまえるスキルなのだ!


______________________________________________


 こうして、狩りは終わりダンジョンに戻ったのだった。

 セクレがいたからだろうけど、思ったより楽だったな。

 一応少し戦ったからレベルも上がったし、食料収集以外の収穫もあったな。

 古代竜(エンシェントドラゴン)の強さも垣間見れたし。



 名前:イト

 種族:人間

 LV:4

 HP:325/325

 MP:232/232

 筋力:106

 耐久:213

 魔力:1530

 器用度:852

 幸運:63


 スキル:【ダンジョン製作:LV.1/?】【等価交換:LV.1/2】【鑑定LV.1/5】【剣術Lv.2/50】


 称号:ダンジョンマスター

    古代竜(エンシェントドラゴン)に認められし者



 伸びてるんだよ、伸びてるんだけどさ、幸運だけ変わってないんだよ。

 でも魔力が前回と違って物凄く伸びてて、LV.2の時に比べて10倍になってるからいいんだけどさ。

 あと、剣術は上がってるし。

 あと新しい称号付いたな。 

 これって鑑定したらどうなるのかな?



 称号:古代竜(エンシェントドラゴン)に認められし者

 ランク:SSS++

 説明:古代竜(エンシェントドラゴン)に認められた者にのみ付けられる称号。

    所有者は自身の魔力を覚醒させることができる。

 効果:魔力が10倍になる。



 おお、なんかすげえ。

 ん?

 ちょっと待てよ、魔力が10倍になるんなら俺の魔力って全く伸びてないってことだよな。

 まじか。


「おーい、イト。食事にしよう。」


「今行く。」


 なんか親子みたいだな。

 まあ、古代竜(エンシェントドラゴン)の子供と戦ったって即死だろうけどな。


______________________________________________


「おい、なんだこれ。」


「ミディアムカウだが。」


 もう唖然するしかないよね。

 だってミディアムカウが机の上に()()()()のってたんだから。


「よし、料理するから少し待ってろ。」


 こうして俺は料理を始めようとした、ところまでは良かったのだが、解体に手間を取ってしまい、「もういいや」って食べるであろう量だけ切り取った。

 そして厚切りにして黒胡椒をかけて焼け目がつくまで焼く。

 そしたらDPでご飯を出して、肉いや、ステーキをお皿に移して完成だぁ!


「肉に火にかけたか。まあ、嫌いじゃないんだがあまり好かないんだよ。」


 なんか文句を言っている人が一名。

 人じゃないけど。


「まあ、一応スパイスを入れてあるから焼いただけとは少し違うと思うよ。」


「…結局焼いたことには変わりないだろ…」


 誰かさんの小さな声が聞こえてくるけど、無視だね。

 そう思いつつ、ステーキを口に入れる。

 うん。

 成功だね、これは。

 偶然かもしれないけど焼き加減が絶妙で噛んだ瞬間に肉汁が出てきて口の中に肉の味が広がっていく。

 黒胡椒がいい感じに効いてて味は濃いけど、あんまりくどくなくていい感じになってる。


「うまいな。」


「だろ。」


 セクレも気に入ってくれたようだし、ちゃんと料理とか勉強してみるか。

 ブクマ登録、評価ありがとう!

 ちなみにミディアムカウは中くらいのサイズの温厚な牛です。

 まあ、セクレはおろか、イトの相手にもならないから、イトはこういうのを相手してたってことで。

 あと、一回やってみたかった飯テロをしてみました。

 前回遅くなってしまったので、今回いつもより長めです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ