勘違いは勘違いされる側がダルいよね
なにかいる。
襲いかかってくるかは別として、戦うか。
実際自分がどれくらい強いのか鉄剣で試してみたかったし。
「人!?」
なんでこんな森の深くに五人も人がいるんだ。
転生物とかでよくある冒険者ってやつか?
そう考えてみればそんな気がする。
全員が屈強な体つきで装備は整ってるように見える。
考えれば考えるほどそんな感じだ。
「どなたですか?」
まずは名前を確認しないとな。
「名前なんてどうでもいい。」
そうか、本業の人からしたら名前なんてどうでもいいことなのか。
うーん、どうしようか。
正直、早く街に行きたいっていうのと冒険者を見たいっていう二つしたいことがあるんだよなあ。
まあ、今回は折角だし仕事を見せてもらうことにするか。
「恐縮ですが、仕事を見せてもらえないかと。」
「え?今なんて?」
「仕事を見せてもらえないかと。」
なんか冒険者達が話し合ってるな。
日本でいうところの企業秘密みたいなことでもあるのか?
もしそうだとしたら凄いことを教えてもらえるかもしれないな。
「三日間俺たちの補助をしろ。役に立たないと思ったら途中でも捨てるからな。」
「ありがとうございます。」
「その敬語やめてくれ。違和感がある。」
「分かった。」
よし!
これで冒険者のノウハウが分かるぞ。
ちょっと気になってたんだよね。
魔法があるんなら冒険者もあるんじゃないかって。
「ついてこい。拠点に案内する。」
「おー!」
こうして、元気よく彼らに着いていくのであった。
※彼らは冒険者ではなく盗賊です。
すいません、滅茶苦茶投稿が遅れました。
今年受験生なので、その勉強をしていました。
今はまだつらいですが、受験が終わった時に一気に更新できるようにがんばります。