表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほのぼのダンジョン製作記  作者: haru
プロローグ
1/12

やって来たダンジョンマスター

「うん、なーんもない。」


 俺、イトは、なんか知らんが、見渡す限りの草原にいるのだ!

 いや、なにも誇れることでもないな。

 何があったのか簡単に説明すると、


 ①:お風呂で滑って浴槽で頭を打つ。

 ②:目の前が真っ暗になる。

 ③:目が覚めたらここにいる。


 うん、よくわかないな。

 とはいえ、現状把握はできたし周囲を見渡してみようか。

 なにかこの意味不明な状況を打破するためのものでもそこらへんにあるかもしれないし。

 

見つかったもの

・草

・光の塊

・森


 特に目立ったものはこの光ってる物体か、怖くて触る気になれないんだが。

 どーしよ。

 

 ここで俺に与えられた選択肢は3つ


 ①:なにもしない

 ②:光の塊を調べる。

 ③:森を探索する


 うーん。

 ②だな。

 何もしなければ、何も進まないから、まずは行動を起こす。

 森に行くのは、森から何かの鋭い視線が刺さってくるからやめておこう。


 この光って暖かいな。

 凄く和む。

 今はそれはどうでもいいんだけど。

 とりあえずまずは、触ってみるか。


「ドンッ」

 

 まるで鈍器で殴られたかのような衝撃が入ってくる。

 それと同時に、この世界の情報が入ってくる。


 メニューオープンと唱えることで自身の情報が知れること。

 

 うん、情報が少ないね(怒)

 というか1つしかない。


 「メニューオープン」


 試しにそう唱えてみると、目の前に文字の書かれた透明な板があった。


 名前:イト

 種族:人間

 LV:1

 HP:230/230

 MP:175/175

 筋力:75

 耐久:170

 魔力:152

 器用度:317

 幸運:63


 スキル:【ダンジョン製作:LV.1/?】【等価交換:LV.1/2】【鑑定LV.1/5】


 称号:ダンジョンマスター

 

 

 うわ、RPGとか、ゲームの世界だ、これ。

 予想通りなら、鑑定はものを詳しくしらべ、等価交換は物と物の価値が同じものと交換でき、ダンジョン製作はダンジョンを造れる。

 どーせこうなるなら勇者が良かった。

 魔王とか倒したら一生寝て過ごせるし。

 うーん、することが【ダンジョン製作】しかないし、ダンジョンでも造るかー。

 こうして、世界に新たなバカが生まれたのであった。



 じゃあ、ダンジョン製作。

 そういうと、俺の目の前に石造りの階段ができ、地下へ続いている。

 ちなみに、俺のステータス


 MP:175/175→125/175


 どんどん階段を下りていくと、一つの部屋につながっていた。

 何もない無機質な部屋。

 オシャレは今まで気にしてこなかったから分からないけど、つまらないとは思う。

 そんな空間だ。

 そして部屋の中央に置いてある本。


「ダンジョンについて気になることを記せ。

 その詳細を教えよう。」


 と書かれ、一緒に羽ペンが置かれている。

 最初から書いとけよな。

 

 いろいろ書いて分かったこと

・1MPは1DPに変換できる

・DPとはダンジョンを作る力

・念じれば、メニューのようなのが出てくる

・ほとんど何でもできる

・DPと様々なものを交換できる


 とりあえずDPがあれば良さそうなので、全MPをDPに変えた。

 

 MP:125→0

 DP:0→125


 そして、ダンジョンメニュー(そう呼ぶことに決めた)をだし、DPと寝具を交換して、とりあえず寝た。


次は等価交換と鑑定をメインに書こう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ