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第3話 名付け親
『おばあちゃーん！いつものお話また聞かせて？』
今日も【メア】は元気に走り回っている。
銀色の髪に110cmくらいの背丈。
透き通った吸い込まれそうな茶色の瞳。
白いモフモフとしたパーカーを着用し
胸に光る輝石の入ったネックレスを付けた
まさに美少女風な女の子がいた。
『おやおやメア…またあのお話かい？ばぁはもう話し疲れたよ』
メア『メアがお話ししてって言ってるのぉ！ベーだ！』
ばぁと言っても本当に血が繋がっているわけではない。
5年前 ばぁが山で遭難した際に不思議な光を放つ赤ん坊がいた。
どうやら捨て子らしかった。
その子を恐る恐る抱き上げた時
急に意識を失ってしまい、気づけば家にいたらしい。
妖術の事を俗にナイトメアと云うが
ばぁはいい意味でメアと名付けたらしい
