昼ご飯
ユウキ「たまごパンて、、、 ださくねw」
昼休み
僕は購買で買った たまごパンを食べていた
ユウキ「直人ってたまにセンスズレるよなw」
確かに我ながらセンスはないかも
俊哉「うまけりゃなんでもよくね? 」
他愛もない、いつもの会話
唯一違うとすれば
僕の頭の中が彼女のことでいっぱいなことだ
今日は授業に身が入らなかったなぁ
午後には物理の授業があるから
その頃には戻ってるといいな
ユウキ「、、、い! 、、い!おい!ナオト!おい!」
僕「え?」
ユウキ「だから!学校終わった後、エミ達とカラオケ行くからな!」
僕「あぁ、分かった分かった なら、お前らの部活終わるまで適当に時間潰してるわ」
俊哉「なぁユウキ!今日はサキちゃん来るのか?なぁ!なぁ!」
ちなみにエミとはたぶんユウキの今の彼女で、サキちゃんというのはその友達だろう
やっぱり女の子のことは覚えるのが難しい
そんなことはないのだろうけど
みんな同じ顔に見えてしまう
べ、別に僕が"そっち"な訳ではない
ただ、女の子が苦手なだけだ
その時、ふ と
今日のことをユウキに話そうと思った
僕「今朝さ、俺、、、、」
キーンコーンカーンコーン
次の授業を告げるチャイムが鳴り響く
ユウキ「ん?なに?」
僕「いや、、、、なんでもねぇ」
僕は逃げるように席につき
次の物理の授業の準備をしようと
鞄を探る
中には今朝、無造作に突っ込んだ教科書に加えて直方体の白い箱が入っていた
僕はそれに気づいて中をちらっと覗いてみる
ニヤニヤ
僕は授業後が楽しみになってきた
なんか自分の文章力が恥ずかしくなってきたw