4/12
慌ただしい朝
第1章 過去 のはじまりです!
ハッ
僕は目が覚めた
珍しく目覚ましが鳴る前に起きてしまった
(ふぅ、こりゃ二度寝できるな)
そう企んで時計を見た
時計の針は8時を指していた
、、、、、、、、
「やべっ、寝坊かよ!」
どうやら目覚ましの方が先に起きていたようだ
僕は急いでお気に入りのジ◯ニャンのTシャツとズボンを脱ぎ捨てて制服に着替えた
うちの学校は学ランだからボタンを詰めるのが手間がかかる
あー、昨日のうちに鞄用意しとけば良かった
僕はとりあえず机の上の教科書を無造作に突っ込んだ
そして、ふと目に入ったハンカチを学ランのポケットに突っ込んだ
僕は部屋を出てそのまま転がるように階段を降り、髪の毛をセットする
ワックスを指と指の間に揉み込んで根元にワックスを塗りこみ
大まかに形を作ってから指先で毛先を作っていく
台所から母さんの声がする
「直人!朝ごはんは?」
「いらない! 寝坊したからそんな暇ないよ泣!」
僕が寝坊したのは今日が初めてだ
僕は靴のかかとを踏みながら家を出ようとする
おっと
第一ボタンを開ける
「いってきます!」
僕は自転車に乗り、全力でとばした