学園長
・・・なんで学校に屋敷があるんだ?
「ここは北校舎っていってね、職員寮です」
あぁ、職員が学校に住んでるからか・・・
「あと一階は各委員会のための部屋が設けられてます」
「えっと、それで、なんでここに来たんです?」
学校に通ったこっがない僕にはよくわからない
「学園長に挨拶するため、かな?」
学園長・・・チェスの幹部に近い人物の可能性があるな
「じゃあ、行くけど、広いからはぐれないでね?」
そう言われて素直に頷いた
学園長室に行く間彼女は軽く学校の校則や授業の様子を教えてくれた
しかし、僕は緊張のためにあんまり聞いていなかったそして、
「よし、ここだよ」
彼女は扉をノックしながら言った
それに応えて入ってという柔らかい女性の声がした
「桐札君を連れてきました」
扉が開かれると広い部屋の奥に凄く綺麗な女性がいた
ただしそれよりも髪が真っ白なことに驚いた
「桐札君はじめまして、シュバルツ学園長の斎桜黒蓮です」
彼女は立ち上がってこちらに近づきながら言った
「あっ、桐札ハクアです」
「桐札君・・・」
学園長は固い声で言ってきた
潜入が事前にばれていたのかと僕は緊張した
逃げる算段を立てていると
左の肩に手を置かれ真顔で
「君、生徒会に入ってくれないかな?」
と言われた
暫くの沈黙、そして・・・
「え?」
やっと僕は言葉の意味を理解した
「まぁ拒否権は与えないけどね」
右側から綾瀬さんが顔を出してきた
「え、えっと?」
僕は慣れない雰囲気に戸惑う
僕の存在してきたのとはまるで別次元のような日溜まりに包まれた世界
何より驚いたのはそれに嫌悪を抱くどころか心地よく思っている自分
そうして黙りこくっていると二人は不思議そうにこちらを見た
「大丈夫?」
その言葉でやっと我に帰った僕は羞恥に顔が熱くなりながら大丈夫だと答えた
「でも何故ですか?」
と尋ねると綾瀬さんが明らかに気まずそうにした
学園長はそれを見て微笑むと
「生徒会はね人気投票で選ばれるのだけれど、今回めんどくさがりやが多くてね
編入試験満点を出した君にお願いしたいなって」
しかし、僕は編入試験に心当たりがない
「えっと・・・?」
覚えてない?と言うと学園長は机のパソコンをいじり画面を見してきた
「あぁ、これか」
この日は急に真守に連れていかれて驚いたな
「それで生徒会は引き受けてくれるかな?」
まさかあっちから学校内で動きやすくしてくれるとは思わなかった
「じゃあ興味あるし入ります」
学園長は満足げに頷くと綾瀬さんに笑いかけた
綾瀬さんもそれだけでわかったらしく僕にじゃいこっかと言ってきた
失礼しましたと言うと僕は綾瀬さんにまたついていくことになった
しかし今回はさほど遠くなく一階降りただけだった
「さぁてと入って入って」
着くと綾瀬さんが僕を後ろから軽く押してきた
特に抵抗もせずに部屋に入ると
3人の美男子がいた
やっとBLにひっぱりこめる
全然キャラクターが出てきてくれなかったpwq
えっと学園物は確かちゃんと書くのは初めてかな?
ってこともあってストーリー考えること自体がすっごく苦手です
ただでさえ文章力ないのに・・・orz
飽きないでよんでくれると嬉しいかも><