pedaling
何度でも言うぞ
ペダルは踏んでる
漕いでるんだよ
漕いでる
漕いでも 漕いでも 漕いでも
前に進まない 1ミリも進まない
ペダルは踏んでる ブレーキなどかけてない
前傾姿勢で 腕はハンドルをしっかり握ってる
握り過ぎてるぐらい もう腕がパンパンだ
ペダルはしっかり踏み込んでる 何故前に進まないんだ
漕いでるんだ 漕いでるんだよ
足から伝わってくるのは手応えがない応答
漕いでるんだ 手応えがない
漕いでるんだ 応答なし
あの頃は 手応え 応答 前に進むは
あたまり前のように出来ていて漕ぐなんて意識などしなくても足は動いていた
ブレーキなんて使った記憶すらない
今は 手応えなし 応答なし 前に進捗なし
意識して漕いでる しっかり足はペダルを踏んでる
ブレーキは使った事はないが前に進まない
あの頃は追い風に乗っていた
気がついらずいぶん遠くまできていた
疲れなど忘れて
今は向かい風に圧されて
気づいている その場にいる
疲れを携えて
漕いでも 漕いでも 進まない
漕いでも 漕いでも 漕いでも 進まない
漕いでも 漕いでも 漕いでも 漕いでも
泣きたくなるけど進まない 泣きたくなるけど
誰かと競ってるんじゃない 漕がなきゃ進まない
漕がなきゃいけないんじゃない 自分との競い合い
誰に認めてもらう訳でもない
ただ進みたい
ゴールを決めてる訳でもない
ただ進みたい
漕いでも 漕いでも 進まない
進みたい 進みたい 進みたい
踏み込め 踏み込め 踏み込め
進め 進め 進め
泣きながらでも漕げ 泣きながらでも
もう溢れてる
泣きながらでも漕げ 泣きながらでも漕げ
進め




