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俺が強すぎて人生ハードモード  作者: 雨宮悠理
Phase1 目覚めの轟
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招かれざる客

「それで、石田ってどんなヤツなんだよ?」


 マヒロはミホに問いかけた。


「えっと……翔南工業高校の人で、石田って苗字だけは知ってるんだけど……」


「翔南工業?うちと全然関係ないじゃん。なんでそいつが絡んでくんだよ?」


 ミホは不安げに視線を落とす。


「何週間か前、駅でその人にぶつかっちゃって……それで謝ったんだけど……」


「……?」


「そしたら、その後も駅で何回か会って……そこから急に『お前、かわいいから付き合えよ』って……」


「いや、急すぎだろ」


 マヒロは思わず眉をひそめた。


「だから、淡海君の出番だって!」


 サクラが突然そう言い出す。


「いやいや、何をどうするって言うんだよ」


「とりあえずバシッと脅かして、もう二度と近づかないようにしてもらうとか?」


「俺を何だと思ってんだよ……」


「ヒーロー?」


「ちがうわ!」


「えっと、その……言い出しといてなんですけど、やっぱり迷惑だと思うから先生に……」


 ミホが俯きながら小さな声で言う。


「……ハァ、わかったよ」


「おおっ!さすが淡海君!」


「ただし、俺ができるのは話をするくらいだ。それ以上は無理だからな」


「話だけじゃダメだって!もっとこう、ドカーンと――」


「するわけないだろ!」


 そのとき、校門の方に立つ数人の姿が目に入った。


「あれ、もしかしてあれ。石田たちじゃない?」


 サクラが校門の方を指差す。


 翔には遠くていまいちよく見えないが、そこには、金髪の男――おそらく石田?が立っていた。その隣には体格のいいツレが二人。

石田は帰宅中の生徒たちに睨みを利かせ、何かを探しているかのように視線を動かしていた。


「……面倒ごとが、自分からやってきたな」


 マヒロは呆れた声を漏らすのだった。

みなさん、こんにちは!いつも読んでいただきありがとうございます!


こうして皆さんに物語をお届けできるのは、本当に幸せなことだと感じています。感謝の気持ちでいっぱいです!

この物語は定期的に更新を目指しており、皆さんと一緒に成長していきたいと考えています。少しでも続きが気になるような展開をお届けできたら嬉しいです!


ちなみに、途中で「あれ?前に読んだ内容がちょっと変わってる?」と感じることがあるかもしれません。それは物語の本筋を変えない範囲で、文章や展開をブラッシュアップしているからです。より楽しんでいただけるよう、細かい部分をちょこちょこ改稿するのが作者の趣味なんです(笑)。


そして最後に……

いいねやコメント、本当に励みになります!

いただけると「次の更新もがんばるぞー!」ってやる気がグンとアップします。どんな感想でもいいので、気軽にひとことでも残してもらえると嬉しいです!


それでは、今日も物語の世界へどうぞ!

お楽しみいただけますように!

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