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プロローグ 

「美月様、そろそろ棺桶に入って頂くお時間です」


黒服に身を固めた執事みたいな人に声をかけられ、私は半ば達成感もありながら、


『来たか。。』


自分で自分を諭すことができた。


死ぬことがわかっていた自分は、思い残しのないようやれることはやった。もうやれることは思い付かない。お迎えの気配さえ、堂々たる姿勢で望むことができた。こんな晴れ晴れとした気持ちいつぶりだろう。


死ぬことに恐怖さえない。若くして生涯を終えようとしているのに不思議な気分だ。元気なまま、自ら棺桶に入るなんて。。。


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