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絶望奇譚  作者: 焼ミートスパ
第10章 アイドル様と企業のコラボ復習編
71/80

70 なんで被害者なのに解決策を考えないといけないんですか?と聞いてみた

弁護士目線です


弁護士なんて大層な名前ですけど所詮は依頼者の犬です




・・・実際に遭った弁護士はクソ野郎でしたね


------------------------------------------------------------------


実は水谷さんから伝言があります


そう言ってタブレットを操作する


メールで送られたURLに繋いで動画を再生する


そして時間を指定された3:52に合わせる





「なんで被害者のボクが和解のための条件を考えないといけないんだ?


加害者なのに被害者ズラしてるんじゃね~よっ!


あんたら立派な人間なんだろ?


だったら立派なことをやってみろや、クソ野郎!」


画面の中で高校生が怒鳴っていた




<ブチッ>


動画を止める




本当は弁護士わたしに伝言を頼もうかと思ったそうです


でも私にモノマネさせても再現できないだろうとのことから動画になったそうです




「「「「「・・・・・」」」」」


会議室に集まっていた六菱の取締役以上の重役は言葉もなかった





金も謝罪も受けない高校生


せめて社会人ならなんとかなっただろうに


胸の中で相手が道理も常識も通じない子供であった不幸を噛みしめていた


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