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絶望奇譚  作者: 焼ミートスパ
第10章 アイドル様と企業のコラボ復習編
62/80

61 アイドル様は来ないけど弁護士が来た

やあ今日は雨が降っているから出歩く人達は大変だよね


こんな時は引きこもりをしていて良かったと思うよね


お仕事する人は大変だよね





なんでこんなことを言っているかというと弁護士様が来たんよ


サンニーズから





さすがアイドル様はやることがアクドイね


自分では謝りに来ない


いやテレビで謝ったからそれで終わり?


アイドルとしては1級品だけど人間としては3流だね





まあそんな弁護士様も同様だ


下流には下流が似合う


そういうこと





またしても出たよ


示談金



それも50万円


常識としては破格だそうだ


だから涙流して感謝しろ?




ふざけているよね


ボクの怒りが鎮まるかどうかが判断基準だ


鎮まらないなら断固拒否






・・・世の中妥協して泣き寝入りしているから情けない


どうせ一般的なレールを強制的に外されたんだ


共倒れするくらいの意気込みが欲しいよね



どうせ明るい未来も将来も無いんだ


キリギリスのように好き勝手やってもいいんじゃね?




と言う訳でこの後は弁護士様との一部始終の動画を再生するね


冤罪をブッ込まれている人は参考にでもしてくれ





もしも弁護士を知っている人がいるなら正義の鉄槌でも、人誅でも好きにしてくれ


心の底から応援しちゃうから

















しかしファンの人は報われないよね


ポスターを燃やす動画に抗議しても肝心のアイドル様は文句すら言わない


いやファンへの感謝すら言ってないよね




・・・ねえこんな人間のファンして楽しいの?

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