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絶望奇譚  作者: 焼ミートスパ
第8章 有名お笑い芸能人からの喧嘩を買ってみた
32/80

31 抗議の電話が鳴りやまない

「はいはい申し訳ありません」


「いえそんなことはありません」


「犯罪者を庇うなんてことではありません」




今現在、会社内の電話すべてが苦情対応で使われていた


社員達は苦情電話の対応をしながらオレを睨んでくる


いたたまれないので部屋から逃げ出した



・・・近いうちに会社からも逃げ出すかもしれないかもな





いやね痴漢冤罪の高校生がいたんだよ


動画サイトに自分が被害にあった時の動画をアップして警察やら加害者からの不当な対応を非難していた





結構毒舌だったのでピンときた


視聴率すうじがとれる!




・・・炎上して数字が取れたけどな




まあ当時はそれが判らなかったんだ


人気のある毒舌芸人と合わせれば面白いかも


そう思った




だから企画会議に出してみたら見事に通った


でも結果は御存じの通りで炎上しまくった


関係者全員がボロボロになったといオチだ





・・・数字さえよければ何をしても許される雰囲気に慣れてしまったせいだと今ならわかる


だが後悔先に立たずとは良く言ったものだ





おかげ?でいまだに鳴り続け、終わりそうもない電話に囲まれて後悔している

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