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絶望奇譚  作者: 焼ミートスパ
第1章 ビギニング Part1
2/80

1 すべての始まり

あ、また月曜がきた~


学校に行くのはダルイな~


土日にだらけすぎたせいだよな~


毎週のことだけど憂鬱だよな~


そう思いながら学校に行くために地下鉄に乗っていた




車内は通学の学生と通勤の社会人でギュウギュウだ


4月の終わりだからムッとする空気になっている




なんでこんなにまでして学校に行かないといけないんだよ


授業が終わったら速攻で家に帰ってゴロゴロしよう





そんな事を思っていたら


「この人、痴漢です!」


女子高生の声が車内に響いた


そしていつのまにか僕の腕が掴まれていた





え?

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