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広梳編その2

『そうだよ。それにとても危険な人だ。関わっていたら僕らにも被害が及ぶ。』(明)

『あいつは…ゼッテーそんな奴じゃねーって、かならず理由があるはずなんだ。』(光治)

『……』(明)

『……』(舞)

『…ちっ、わかったよ。』(光治)


…そして。帰り道の使われていないボロアパートの辺りで。

『ん?あれは…広梳?』(光治)

広梳はボロアパートの鍵を開けて入っていった。

『???、あそこが広梳の家…っつーわけじゃあなさそうだな。』(光治)

光治は広梳が入っていった部屋の前まで行った。

ガチャガチャ(ドアノブをまわす音)

…鍵!?

ドアの内側から声が聞こえる。

『なんだ!?、おい3、ちょっと見てこい。』(???)

『わぁーてるよ。』(3)

…まずいっ。光治はドアに背をあわせた。

ガチャリ(鍵を開ける音)

『ん?誰もいねーぜ。』(3)

『きっとガキのいたずらでしょう。』(?)

『迷惑な事でやんす。』(?)

光治は3がドアを開けた時、すき間から部屋をのぞいていた。

…特徴はと、一人はラモスのような髪で、一人は丁寧な言葉づかい、もう一人はやんすのチビか…。

こいつらはまさかカルクの時にきいた連続殺人犯!!…しかし3とは…?

あれは!!広梳!ま…さ……か………広梳が。

光治はその場を離れた。


…次の日放課後、

『お前等にたのみがある。』(光治)

『どうしたのあらたまって。』(舞)

『力をかしてほしい!』(光治)

話しの内容はこういうことだった。

広梳がデブ友好会の人達と戦った連続殺人犯と一緒にいた。広梳が奴らの仲間のはずがない、それを証明するため力をかしてくれ、との事だった。


『僕ならいつでも力になるよ。』(明)

『わかったわ。光治がそこまで言うなら私も手伝うわ。』(舞)



『それで僕らは何をすればいいんだい?』(明)

『明は盗聴できる装置のようなものを作ってくれ。』(光治)

『わかった。任せてくれ。』(明)

『舞は…と。』(光治)

『何よ、私はすることないの?』(舞)

『いや、舞には重要なことをやってもらう。まあ、まだ待っててくれ。』(光治)


…そして数日後、

『光治くーん、できたよー。』(明)

『どれどれ…おっ!!本物っぽいじゃん。』(光治)

『こっち(受信機)を持ってて。 僕はこっち(盗聴器)を持って…と。』(明)

『???』(光治)



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