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始まり編その6

『(…やせたんじゃないかい?それにデブ友好会のメンバーだからってデブとは限らないよ。たぷ友好会だってたぷたぷな奴を集めてるわけじゃあないんだから。)』(明)

『何話してんだよ。』(ケント)

『ああ、紹介します。こちらが光治君です。』(明)

光治に向かって

『この方はケントさんだよ。僕の親戚なんだ。』(明)

『なるほど、そーゆうことか。』(光治)

『ここにいる元デブ友好会のメンバーの方々は今日、君のためにケントさんをとおして集まってくれたんだ。』(明)

『へぇ〜。』(光治)


『こいつがデブ友好会のあとを継ぐというからつい嬉しくてなってな、集まったってわけだ。』(ケント)

『俺はデブ友好会に入るってゆう物好きを見に来ただけだけどね。』(僕)

『またまた、今日を楽しみにしてたくせに。』(由香)

『うそはダメだな。』(クリフ)

『そうですよ。久方ぶりの同窓会なんですから』(あしべ)

『君が光治君か、話は聞いてるよ。』(大地)

『やだっ、美形じゃない。』(由香)

『あっ、いや。(照れてる)』(光治)

『おばさんのくせに。』(ケント)

由香はケントの腕をつねった。

『いてててて。』(ケント)


…そして俺らはずっと話しあった。母親に登校拒否させられていた子を登校させたこと、明が俺をたぷ友好会にいれようとしていろいろ尽くしてくれたこと、きもだめしをしてたまたま殺人犯に遭遇して戦い、今一歩のところで逃げられてしまったこと。他にもいろいろ。


…そして帰りのこと

『はぁ〜、デブ友好会ってけっこうすごいんだな。』(光治)

『でしょ?彼等に憧れて僕はたぷ友好会をつくったんだ。』(明)

『いいぜ。』(光治)

『えっ!』(明)

『たぷ友好会に入っても。』(光治)

『やったあ。』(明)



こうして彼らは奇妙奇天烈摩訶不思議な、本人達でさえ何をするか分からない部活を作ることととなった。彼らの『伝説』(ものがたり)は、これから始まる。


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