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始まり編その5

『次回もおんなじ方法で〜。』(光治)

『ダメだ。いくらなんでも何回もしてたら学校側も気ずくよ。続けるには異なる方法でなんどもアクセスしなきゃならないといけなくなる。それはとても大変なんだ。それにもうこんな卑怯なことはしたくないしね。』(明)

『チッ。』(光治)


…そしてテストが返ってきた。

『光治ー、平均何点だった?』(舞)

『…75点』(光治)

『アハハハハ、やっぱりね。』(舞)

明がきた。

『光治君、何点だった?』(明)

『75点。』(舞)

『そんなバカな…。』(明)

『だから言ったのよ、光治に平均80は無理だってね。覚えること自体苦手なんだから。』(舞)

『………。(ぱくぱく)←(口ぱく)(ショックで口もきけない)』(光治)

『…ここまでだったとは。計算外だ。(床に両手をついて)』(明)


…そして放課後、屋上で

『あきらぁ、80、いかなかったじゃねーかよ。(両腕を鉄柵にかけている)』(光治)

『僕は全力を尽くしたよ。あれは君の問題だろ?』(明)

『はぁ〜、へこむ。』(光治)

『他に願いは?』(明)

『もうどうでもよくなってきたなぁ。そうだなぁ、あるとすれば、デブ友好会というくだらない部活に入ったメンバーのうちの誰かと会ってみたくなったなぁ。』(光治)

『なんだ、はじめからそう言ってくれればよかったのに。』(明)

『あてがあるのか?』(光治)

『任せといてよ。』(明)


…そして、三日後、(学校で)

『光治君、アポとれたよ。今週の日曜日、夜7時、居酒屋のКаlukuにて』(明)

『マジで?どうやってとれたんだよ?』(光治)

『フフフ…それはまぁ、当日のお楽しみってことで。』(明)

『はぁ?』(光治)

…そして当日、

カランカラン、(←鈴の音)(戸を開ける音)

『待ち合わせ場所はカルクの2―3の部屋って言ってたな。』(光治)

…そして

『…ここか。』(光治)

ガラッ。(戸を開ける音)

大人達が光治を見た。

…明はいねーな。

『失礼しました。』(光治)

と、その時後ろから誰かが来た。

『やっ。』(明)

『明!』(光治)

『ここでいいんだよ。』(明)

『(ってことはこの人達がデブ友好会のメンバー? )

光治は辺りを見まわした

(…ってデブじゃねーじゃん。)』(光治)




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