始まり編その3
『俺に彼女をつくれたら入ってやってもいい。』
と、無理難題を押し付ける光治。
この難問に明は!?
『次なる作戦名はかわいい物でGO!ゴGO!大作戦。』(明)
『…前から思ってたけど、お前、ネーミングセンスねーのな。』(光治)
『ほっといてくれ!』(明)
…そして学校の裏、
…『なんだこれは?』(光治)
『うん、よく似合ってるよ。』(明)
『なんで俺がこんなかわいいニワトリの着ぐるみなんぞ着にゃあならんのだ。(もう着ている)』(光治)
『これを着てみんなの前に出た君はもってモテ。』(明)
『っなわけあるかー!』(光治)
『…やっぱり無理かなぁ。』(明)
『ったりめーだ!(紅潮)』(光治)
『あ、あれ光治と明君じゃなーい?』(???)
(学校の裏に女子がきた)
『あ、本当だ、光治ー、似合ってるよー。うぷぷ。』(???)
タッタッタッタッ。(どっか行った。)
『最初に話しかけたのはクラスメイトのあずささんだよねー。もう一人は光治君の友達かい?』(明)
『あ、あいつは…。あいつもクラスメイトだよ。俺の幼なじみである舞だ。よりに、よってあいつに見られるとは。あいつはしゃべり屋で明日はこの話で持ち切りになるぞ。』(光治)
『ありゃー。それはご愁傷様。』(明)
『あ〜きぃ〜らぁ〜。(怨)』(光治)
(逃げた明)
『待てっ、このっ。(ニワトリスーツを着たまま追いかけています。)』(光治)
そして明日の放課後、
『ねぇ、ねぇ、昨日は何してたの?』(舞)
『なんでもねぇよ。なんでお前こそ学校の裏なんかにきたんだよ。』(光治)
『だって、あたし、植物係だもん。裏にもあるじゃん。』(舞)
…(ぐしゃぐしゃ)←(頭の中)ちっ、運がわりぃ。
『ところで舞さんたぷ友好会に入らないかい?』(明)
『何それ、部活?』(舞)
『うん。』(明)
『…あたし毎日忙しいから。たまにならきてもいいよ。』(舞)
『やったあ。これで三人目だ。』(明)
『俺はまだ入ってねーよ。(ツッコミ)』(光治)
『ふふ。面白そうだし、たまになら…ね。』(舞)
…そして
『で、次はどーすんだ?』(光治)
『う〜ん、君に彼女をつくるっていうのは想像以上に難しいなぁ。他に願いはないのかい?』(明)
『そうだなぁ、俺にテストで平均80点以上とらせるっつーのはどーだ?』(光治)『いいよ。』(明)
『明君、家庭教師できんの?』(舞)
『いや、そういうわけじゃあないんだけど…』(明)