表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/73

ラブレター編その4

芦来河は手に持っている物を投げた。


光治達の視点で

『う〜〜、やべぇ〜、死ぬ〜。(ジェットコースターに乗っている最中)』(光治)

―ん?白い何かが飛んで…―(光治)

ベチャ、(白いものが顔についた。)


…そしてジェットコースターは止まった。

『あ〜、楽しかったですね。』(塁)

塁は光治の方を向いた。

『キャーー。どうしたんですか?いつの間にかソフトクリームを顔につけて。』(塁)

『ソ、ソフトクリームが降ってきた。』(光治)

光治の顔はソフトクリームまみれだった。

バタッ。ショックで光治は倒れた。


…そして舞達の視点、


広梳、舞、明、あずさの四人は望遠鏡でその一部始終を見ていた。

『あっはっはっはっは。』(四人)

『芦来河、やっぱおまえ天才だよ。ハハ、ビデオにとっときゃあ、良かった。』(広梳)

『でしょ、だから誘ったのよ、あははははは。』(舞)

『かわいそうだよ〜、ククククク。』(明)

『…光治君。…こんなはずじゃあ……。ププ、でもおかしーーーー。』(あずさ)

『何をバカ笑いしているんだい?まあ、いい。これで僕は失礼するよ。』(芦来河)

そうして芦来河は去って行った。


そして、光治の目が覚めた。

『ん!?ここは?』(光治)

『休憩所のベンチです。大丈夫ですか?』(塁)

『ああ。しかしひどい目にあったな。』(光治)

『全くです。こんなひどい事する人がいるのならこらしめてやりたいです。』(塁)

『ふあ〜あ。(あくび)じゃあ、次はコーヒーカップにでも行くか。』(光治)

『はい。』(塁)


舞達の視点、

『次はコーヒーカップに行くようだよ。(望遠鏡を使っている)』(明)

『そう。何か作戦は?』(舞)

『ないな。大体、コーヒーカップじゃやってもばれるんじゃないか?』(広梳)

『う〜ん。』(あずさ)

『とりあえず様子を見てみようよ。』(明)


…光治達はというと、コーヒーカップに乗っていた。

『ところで君、あの電車の時の、芦来河との戦いの時に来た女の子だよね。』(光治)

『あ、はい。実はあの人は私の兄なんです。』(塁)

『何〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、ど、ど、ど、どびっくりだよ。だって名字違うじゃん。』(光治)

『腹違いの兄妹なんです。兄は父上とおんなじ血をひきながらできない(ナンバーワンになれない)私が疎ましいらしくて……。』(塁)

『なるほど、それで芦来河は君に辛く当たってたのか。』(光治)





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ