始まり編その1
【サッカー部…いきのいい一年生を募集中】
『サッカーかぁ、悪くねぇ。』
【卓球部…いまこそ君の人生を変える時】
『いまいちぱっとしねぇな。』
【たぷ友好会…部員募集中】
『…なんだこりゃ。』
ここはとある学校の掲示板。俺は光治、ピチピチの高校一年生だぜ。今は放課後、そこで入る部活をさがしていたのだか…。
『たぷ友好会ってなんだ?』
『ふふふ、たぷ友好会に疑問を持ったね。』(???)
後ろにはメガネをかけたロン毛がたっていた。
『うわぁ、俺の背後によるな、誰だお前は?』(光治)
『僕?僕は裁薔明。君とおんなじクラスの。自己紹介したじゃんか。』(明)
『ああ、そーゆうのもいたっけ!』(光治)
『それはひどいだろ…。とにかく、たぷ友好会の事を知りたいのならこれから理科室に来てくれ。』(明)
『いてててて、とか言いながら引きずるんじゃねぇ。』(光治)
そして…理科室。
『で、いったいなんなんだ?たぷ友好会っつーのは?』(光治)
『実はこの部活僕が作ったんだ。』(明)
『はぁ?』(光治)
『一年でも部活は作れるんだよ。』(明)
『じゃなくて、なんでこんな変な部活を作ったのかときーてんだ。』(光治)
『昔、といっても十年ほど前、この部活の原型となるデブ友好会っていう伝説の部活があったんだ。彼らはいろんな事件に遭遇し、解決してきたと聞く。その続きをやりたくて作ったのが僕のたぷ友好会さ。』(明)
『ふーん、じゃ、俺もう行くわ。』(光治)
『ちょっと待てよ、話しはまだ途中だ。その彼らを越えてみたいと思わないかい。』(明)
『キョーミないね。』(光治)
ガラララ、ピシャ。(戸を閉める音)
『………。』(明)
次の日の放課後、
―周りには誰もいない。光治は教室の机に顔を伏せていた。―
『…ZZZ。』(光治)
ガバッ(起きた)
『ん〜?、授業、寝過ごしちまったか。』(光治)
『こ・う・じ 君?』(???)
『うわぁ。』
ズーン(光治がいすからひっくり返った)
『てめぇ、明。俺の机の真下で何してやがる。』(光治)
『いやいや君をあきらめきれなくってね。』(明)
…すみません、早く復活したい為、「」から『』の変換は妥協します。