魔王の憂鬱
……と、パソコンからたまにうつとき、・・・がごっちゃになってますね……、今気づきました。
「それは悲しい……わらわは嫌われ者じゃ。」
「当たり前だ! 棄権したベガスを!」
「それは説明書きで、書いてあっただろ」
「ドラゴンとの戦いで命を、落とすならまだしも! お前は!」
「だから、アレは……」
「何を言っても無駄なようだな!」
アルフレッド達は戦闘体制を取った!
「待て! 話からするに、死んだものを、生き返させれば良いのかや?」
「何ぃ!? ベガスは生き返れるのか!?」
「わらわに出来ぬ事はないっ!」
驚愕の事実を、突き付けられた一同、本当にベガスはいき返るのか!?
「そういう問題じゃない! 確かに、ベガスが生き返るなら嬉しい、だが魔王! その、命を軽々しく扱う、姿勢が俺は許せねぇ!」
アルフレッドは激怒した。
「では、わらわはどうすれば良いのだ(泣)?」
魔王は泣き出してしまった……
これには、アルフレッドも困惑した。
「……わかった。まず、ベガスを生き返せ、それから命の大切さを、みっちり教えてやる!」
「ありがとう……、ぐすん」
一同、言葉もでない、魔王はただの女の子にしか、見えなかった。
まずはとりあえず、ベガスを生き返す。これには魔王も、詠唱が長く続く。そして、小一時間! ベガスが生き返る!
「あれ?僕は……、ヒィー魔王だぁ!」
「平気だよ!」
「アルフレッド、平気って?」
アルフレッドはベガスに、事のいきさつを話した。
「へぇ~」
ベガスはそれ以上、何も言わなかった!
さて、命についての授業が、開かれた! アルフレッドが魔王に個別授業をする!
「では、まず簡単なところから。……人は人を殺していいか?」
「無論だめじゃ! わらわが世界を一つにしたのは、人同士の戦争を止めさせる為」
「半分正解。例えば賊に襲われ、命の危機に、正当防衛が、成り立つ場合がある。では、次! ウサギが狼に、襲われている、助けるべきか?」
「助けるべき! ウサギがかわいそうだ!」
「ハズレ! 食物連鎖と言い、狼がウサギを食べなかったら、飢える。逆に、ウサギはウサギのまま年で死ぬ。どうせ死ぬ。これが前提にあって、狼がウサギを食べれば、狼は少し長生きできる。食物連鎖とは弱肉強食なんだ! だが、狼が人間を襲った時は、同じ人間、助けるべきだろう」
「ふむふむ、ウサギが草木を食べるのと一緒だな?」
「ちょっと違うが、ウサギが草木を食べるのは、食物連鎖で片付けていい」
読んでくれてありがとうございます!魔王をかわいくしてみたんですが……