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ハーミット・リスタート【春風編】32ページ目 入学式

春風がそよぐ。

カップアンドコイン学園の入学式。

そこでは多種多様な生徒達が式中にいた。

レオナ・ストレングスもその一人。

四月となり。


カップアンドコイン魔導学院は新年度となり。


学園内に新しい風を吹き込ませるために。


新入生を迎えるための入学式が催されていた。


会場は学園内の大広間であり。


三百人以上はゆうに収まる広さで。


大規模な催し物を行うためのこの場で。


今年度の新入生達がそれぞれ指定されたシートへと着席し。


その前に設けられた机の上の数種の書類が入ったファイルに。


時折目線を移す者もいる中で。


理事長であるパール・ハイプリステスは。


室内奥の壇上で新入生に向けて祝辞を述べていた。


「新入生の皆様、よくカップアンドコイン魔導学院にご入学くださりました」


「この学園の理事長として心よりあなた達の新しい一歩を祝福します」


「あなた達がここでよく学び沢山の経験や出会いを得られることを私は望んでおります」


理事長の祝辞は新入生を激励するものであり。


着席している一人一人へ向けられていた。


レオナ・ストレングスもその一人であり。


彼女は今クラス別に分けられた着席位置におり。


MAG課のクラス長として最前列に並んでいた。


右隣はダグだが。


いつものどこか締まりのなさそうな。


笑顔であるため。


返ってレオナは緊張していた。


(まだ入学式なのになんか気が重い)


一番前にいるせいかハイプリステスの祝辞が。


余計に重く感じていた。


レオナは入学式が始まる前に。


座席の振り分けやそこに座る者などを見ていた。


今年度のクラスは三つに分けられ。


会場内で聞こえてきた誘導員の言葉から察するに。


総合魔術課。


魔道具課。


MAG課。


この三つで、一クラスあたり人数は二十人程度。


更に式が始まる前レオナは。


自分のクラスの座席列を。


言い換えれば。


後ろに着席している。


クラスメイトにあたる人物達を。


ざっくり見ていた。


数日前に寮で目にした。


アーツマグロイドのイオンや。


翼と角の生えた恐らく竜人の少女などもいて。


(この人達をまとめないといけないのか)


不安やプレッシャーもレオナは感じていた。


「以上で、パール・ハイプリステスの祝辞といたします」


ハイプリステス理事長からの祝辞は終わり。


在校生代表の挨拶となった。


壇上に登ったのは長い金髪を揺らし。


蒼い瞳を煌めかせる。


この学校の白い制服に身を包んだ女生徒だった。


「皆様初めまして、この学園の生徒会長のフェアリィ・ジャスティスウィルです」


壇上に上がったフェアリィと目が合い。


一瞬レオナはドキッとしたが。


すぐにフェアリィは会場全体を見渡したので。


自意識過剰と思って。


落ち着きを取り戻した。


それに加えて。


フェアリィの挨拶が終われば。


今度は新入生代表の挨拶になるが。


レオナは左に目線をチラリと向けて。


総合魔術課の最前列を見た。


そこにはレオナがメロディアントに。


初めて足を踏み入れた時。


泥棒から荷物を取り返してくれた銀髪の少年がいた。


レオナはなんとなく彼が新入生代表なんだろうなと予感していた。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

学園での授業風景や教師については。

まだ先になりますが。

この入学式では紹介されていませんが。

特別講師枠としてスロットルが。

MAG開発の授業に携わっております。

さて、次回更新は2/25の17:00になります。

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