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「うひゃあ、どこもレッスンスタジオ埋まっちゃってるよ……」

「まあ、そらそうだろうよ。わざわざここでやる意味もないしな」

「え、どういう事?」

「むかえにきた!」

「あ、そういう……」

「ここでスタジオ借りてレッスンってなる時はトレーナーとか付けて細部の確認のときだろ」

「それもそうかな。そもそもオリジナルだしね……」

「そーゆーこと。プロデューサーは校門で待ってるって」


「おはようございます、夢さん」

「おはようございます。ダンスレッスンなら私まけ呼べば良かったんじゃいですか?」

「お2人もこの学園を使う権利は一時的にですけど持ってるので、学園の雰囲気だけでも知ってもらいたかったので」

「そうなんですね。どうだった蒼ちゃん」

「でーっかい」

「そうだね。私も最初来た時はそれしか思わなかったもん」

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